最初のプレゼント
~昇格戦まで 残り6日半~
「もう慣れたろ?」
「ええ…貴方…こんな技術をどこで知ったの?」
鈴はそんなことを俺に問う。
「別に…どこでもいいだろ」
本当にどうでもいいのだ。こんな…何のやくにも立たない使い方など
「まあ…お前たちが依頼で活躍した後の決闘を楽しみにしておくとするよ」
当初の目的は達成した。
それにしても校長の考えはよくわからないな。初めはクラスを上げるなと言っていたのに、このタイミングで?
「ま…そんなこと、どうだっていいか」
俺はゆっくりと体育館を後にする。
~図書室~
「ここら辺だっけか…」
俺は置いてあった本をどける。その下から出てきたのは{大7戒}のほんだ。
俺はその本を受け付けに持って行く。
「これ、借りれるか?」
「可能です」
感情がこもっていない声で返答するのは以前あった図書委員だ。
手際よく貸し出しの準備をし、俺に本を渡す。
モノが知りたがっていたことはここに書いてある。
「どこまでの認識かを知りたいしな…」
俺はその本を抱えモノがいるであろう寮に行く。確かモノは今は授業のはずなのでいないだろうが、合鍵ならある。
俺はモノの寮に入り、おいてあった豪華な机の上に本を置く。その上にメモで{1週間後図書室に返すように}と書きおいておく。
「それにしてもすごい豪華だな」
あたりを見渡せばとても大きな壁掛けテレビにふかふかのソファ、高級そうな装飾がされているテーブルとイス。まさに優等生の寮という感じだ。
だが俺はそんなものには興味を示さずにすぐに寮を後にする。
「さてさて…どうなるもんかね」
俺はそうつぶやき、自分の寮に戻るのであった




