分析と指導
「疲れたか?」
俺は飲み物を持ちそれを鈴に渡す。俺たちは…正しくは鈴はベンチに腰を掛け
休んでいた。
「疲れた…というより悔しいわよ」
そう言い鈴は俺を睨む。理由は俺が10戦中10勝{30分以内}という記録を立てたことだ。
「まあそんなはぶてるなよ…これから約束の指導の時間だろ?」
俺は笑ってごまかす。ジズは、はぁっとため息をつき立ち上がる。
「しょうもなかったら殺すわよ」
ナチュラルにサイコパス発言である。
~訓練場~
「まずお前の主力武器は何だ?って前の戦いでも使ってたか…」
鈴の主力武器は【弓】
リーチが長く【威力】【射程】を自由に操作できる。
鈴が放てばスピードが出るが、しいて言うなら威力が足りないぐらいか…あと、起動が読みやすいのも課題だな…
次が【魔力の玉】
弓よりも手数が多く全体的なステータスも高い。戦って分かったが、全てを打ち切ってからでないと次の玉を出せない…ってとこか
あらかたやることを決め俺は鈴に伝える。
「まず第一にやることは弓の強化だな…俺の投げた矢で折れたろ…あの弓。今持ってるか?」
俺がそう言うと鈴は弓を手元に出す。
「なるほど…すげえな、呼び出したら出てくるのか…お前の魔力を記憶…いや、吸収させているのか?」
「何で一目見ただけでわかるんだか…」
呆れながらも鈴はうなずく
「そうよ。この弓は私の魔力に反応して出現するようになっているの」
なるほど…ということはだ
「ならお前に一つ課題を出そう」
「課題?」
困惑している鈴を見て俺は言う
「ああそうだ。まず、お前が全力の戦闘時に出せる魔力量より、弓に吸収させている魔力を多くしろ。今のお前は自身の魔力はあるがその弓が限界だ。弓を放つ時にお前がいくら魔力をつぎ込んでも弓が限界になっているため魔力が制限されてしまってる。だからお前が放った矢を俺が素の力で投げ返したとき、俺の力という微妙な力が増えただけで折たんだ。」
そこから俺は鈴に徹底的な指導を加える。 クラスを上げたいとあれだけ言っていた彼方が相棒になったんだ。近いうちに昇格戦で面白いものが見れるかもしれないな。




