作戦会議の中での一言
~放課後~
「で?お前はどう思う?」
俺は寮にいるそいつに呼びかける。
「別にお父さんが来るなら来てもいいよ~」
そんなことを言っているモノ。なんだかとてもふわふわしたような言い方だ。
「めんどくさいし俺は嫌なんだが…こうなった以上仕方ないもんな…」
はぁっとため息がでる。
「お父さんファイト!」
そんなことを言っているモノ。いやモノのせいなんだよな~と思う。いや…モノのせいではないか…俺が事実を隠せと言っていなかったためである。
「めんどくさ…」
まあ…なったものは仕方ない。どうにかうまくごまかすしかないか…顔を隠せとか言われても難しいんだよな~
「顔を隠しつつ戦闘に支障が出ないものって何か思いつくか?モノ」
モノはう~んと考え何か意見を出そうと考えてくれている。
俺も同じく考えていると、モノが衝撃の一言をつぶやく。
「お姉ちゃんだったらどうするんだろ…」
その一言を。
「お前…何で知って…」
「前から知ってたよ?」
モノはきょとんとしてそんなことを言う。
「ねえねえ!お姉ちゃんならどうすると思う!?」
モノは食いつき気味でそんなことを言う。
「そうだな…あいつなら………」
俺の脳裏に1つの案が浮かんだ。それは俺では絶対思いつかない案だ。
試してみるか…
「サンキューなモノ。お前のおかげで案が浮かんだ!」
そうモノに伝えるとモノは満足そうな顔をして自分の寮に帰っていった。
ちなみにモノはXクラスの中級ほどでとても豪華な寮に住んでいる。しかも上位グループとの対戦を控えているためまだまだXクラスの中で順位が上がるだろう…
モノが俺の寮から出て行ったのを確認して俺は言葉をこぼす。
「姉さんのことを知っているのなら…全力で守らないといけないな…」
と…




