不意の一撃
「う~ん?」
眠い…さすがに昨日は疲れたな…
俺は布団をたたみ、コーヒーを入れ一息つこうとソファーに腰を下ろす。
そう言えば昨日のことはどうなったんだ…?
そう思いテレビをつける。
一応小さいがこの寮にはテレビが1台付いている。事件などをいち早く生徒に確認させるためである。
{続いてのニュースです}
{今朝2時頃に学院の近くで連続殺人犯である少女が死亡行方不明になったことが判明しました。その少女の気配を補足していた学院の能力者が、生命反応が消えたと供述していたことから事実と思われる}
案の定学院からの追跡があったようだな…ん?事実と思われる?煮え切らない言い方だな…
{なお死体は確認されいないため製紙は確認できず…}
ふ~ん…なるほどねえ…
つまり、生命反応が消えたのは間違えない。だがスズリの能力を知らない学院側は慎重になっていると…
{以上朝9:00のニュースでした}
あれで以上か。学院側が慎重になっているってことは、スズリの能力を学校側は知らないとすると…ジズはスズリの能力を学校に報告していない?ということになるのか?
うん?ちょっと待て…今なんて言った?
「朝…9時?」
俺はテレビの時間を見る。
9:00…
「完全に遅刻じゃねえか―――!!」
俺は急いで仕度をし、ドアを開けようとする。その時
「いつまで寝てるんですか!!」
そう大声を出してドアを勢いよく開けるのは彼方だ。開けられたドアは見事俺の顔面に直撃し、彼方は俺から数十分に及ぶ説教をけるのだった。




