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小さな悪意が生まれる時 6話
あれから6日の日が過ぎた。今日は待ちに待った日…私たちが外へ出られる日だ。
「楽しみだね~」
そう笑顔でこぼしたのは私の友達{セロ}で今日はお師匠様たちと一緒にこの町を回ることになっている。なので私たちは今この能力者管理施の出口に来ていた。
「お師匠様たちは?」
私がそう聞くとセロは
「お兄ちゃんたちのいる場所はヒミツ!」
と弾むような声で言う。
「じゃあこれからどうするの?」
その言葉にセロは、はぁっと小さなため息をつき
「決まってるでしょ!?」
そう言い放ち、支給された腕章をつけると同時に私の手を引っ張って町の方に駆け出していく。
「今日はめいいっぱい楽しむよ!」
私はそのままセロに引っ張られ、その町へ引っ張られていくのであった
~商店街~
「ここが!この街でいっちばん大きな商店街だよ!!」
セロに連れられ、来た場所は多くの店が立ち並ぶ商店街。あちこちからおいしそうな匂いがしてくる。食べ物以外にも、衣服、装飾品などの店もある。そんな中私の目に留まったものが一つだけあった。
「あれなに?」
私が指さす方向をセロはみてクスッと笑う。
「気になるなら行くよ!」
そう言われ私は半強制的にその乗り物へと連れまわされるのであった。




