5分間の攻防戦
「熱くなりすぎだぞ…ジズ」
目の前の男はそう私に声をかける。
「やっぱり…あなたは何か普通とは違うようね…」
「俺は普通だぞ?」
「どの口が言うか…普通の人間なら今の攻撃を止められないわよ」
けっこうな威力で打ち込んだつもりが、すんなりと止められてしまった。それだけ…各上!!
「それにしても…学校側のあなたがこの子をかばうなんて…どういうつもりかしら?」
「………」
俺は一瞬言葉を詰まれせその理由を言う。
「依頼を受けた…まあ、依頼を受けた理由は気分だ」
「!?」
ジズは俺の答えにびっくりしたのか一瞬力が鈍った。そのすきを突きジズの胸部に一撃を入れる。その反動でジズは3メートルほど後ろに飛ぶ。
さてさて…どうするか。今は能力が使えない…モノに意識があればよかったんだが…今はまだ寝てるだろうな…だとすると
「5分だけ手加減してやる。その間に俺を倒してみろよジズ」
「この私にそんなことを言うなんて…覚悟はできてるのかしら?」
さてさて…どう来るかな?
そう思っているとジズは弓を構え上空に弓を放つ。
彼女の能力的に、軌道操作ということはないだろう…あるとするなら空気抵抗を貫通させて落としてくる時間差攻撃の説が1番あるか?なら…
「近づけばいいだけだ」
彼女の首筋に手刃を入れようとするが弓で受け止められる。その瞬間俺はスズリの元へ走る。
「あっぶねえ」
俺はスズリの上空からものすごい勢いで降ってくる矢を受け止めながら、そんなことをつぶやいたのだった。




