進む依頼
その日の授業を終え俺は彼方と合流した。彼方はぐったりとしている。彼方はジズにカッターナイフをあてたためお説教されていたため今帰ってきていたところだ。
「自業自得だろ…」
と俺はあきれ切った声で言う。
「貴方がよけるのが悪いんですよ…」
グヌヌと言った顔で俺を見る。
いや…俺に非はない!
「俺はよけてない!押されただけだ!」
そう!俺に非はないのだ!…ないよな?
「そんなことより教えてくれませんか?あなたのような人に抱き着いたってことは知り合いか何かなんでしょう?」
「知り合いなのは認めるがそれ以上でもそれ以下でもないぞ?」
真実を言うほど俺はバカじゃないのでひとまずそう言っておく。
「そうですか…」
そんな言葉を吐くと彼方は首を傾げ
「ではなぜあの生徒は自己紹介であなたの{娘}と言ったんでしょう…」
俺はその言葉に硬直した。
「待て待て…どういうことだ?」
「え?Sクラスの自己紹介の時にそう言ったって、噂になってますよ?{最強能力者は最弱の娘}だって」
頭を押さえうつ伏せになる。たぶん俺の顔今ひきつってる。
「最悪だ…」
そう俺がうつ伏せになっているとき、担任が入ってきて俺に言葉を投げかける
「校長先生が君を呼んでいます」
と…
~校長室~
「何の用だ?」
俺は目の前の長身な男…校長に言う
「お前を指名されたからな…」
指名という言葉に違和感を覚えつつ、話を聞く
「お前に少しお前に依頼があるんだが…」
そんなことを言う校長。俺は次の言葉を待っていたが、次の一言で大声を上げることになる。
「保護した少女とデートをしてきてほしいんだ…」
と…
「は?」
思わず素っ頓狂な声を出す俺
「待て待て…どういうことだ?」
「言葉の通りだが?なあ?」
そう校長が言うと後ろからスズリが出てくる。
「その通り!私とデートしてください!お兄ちゃん!」
そうウキウキな顔で言うスズリ。いいぞ…と思えるはずもなく俺は断るが、依頼ということがあって俺はスズリと出かけることになったのであった




