最悪な誤解
結局、モノを部屋に止めることに了承した俺は、自分の部屋にモノを招待する
今は夜、人も少ないので一緒に部屋に入るところは見られないだろうということなのだが…
「なんでお前がいるんだ?」
部屋のドアを開けるとそこには一人の少女がいた。
「別にいいじゃないですか…お兄ちゃん」
ムスッとした顔をしてそこにいるのは、事件現場にいた少女だった。青い浴衣を身にまとい、ベッドの上にちょこんと座っている。
「お父さん…この子誰?」
キョトンとした顔でそうたずねてくるモノ
「知らない人」
そう俺が受け流すと少女はさらにむすっとした顔をしていった」
「青葉 スズリです!」
「………」
いや…そんな簡単に名前話してくれるんだな…と思いながらも、この機会はチャンスだと思い、情報を探ろうとするが、寸前のところでその言葉を飲み込む。この場にはモノがいるのだ…話の内容にモノが影響されたら大変なことになる…。そう考えたら、モノとこの学校の生徒はあまり合わせないほうがいい気がしてきた。
そんなことを考えていると、モノはスズリに抱き着き、ベットに押し倒す。背景に百合の花が見えた。
「仲良くしようね!」
そう叫びながらモノはスズリにほっぺたをスリスリさせる。一方スズリはうっとうしそうな表情をしているが、どことなく嬉しそうだった。
この二人は仲良くしててもいいのかもしれないな…と、そんなことを思っていると
「さ!さ!お父さんも!」
とモノがいい、自分たちのそばのベットをポンポンとたたく。スズリもスズリで手招いている。
「バカ言え…行くわけないだろ…」
「ムムッ…ならば無理やり連れてくるまで!」
そう言ったモノは、俺の腕をつかみベットに乗せようとする。俺は当然もがくが、俺の力を半分分け与えているモノの拘束はそう簡単に解けなかった。
結果ベットに俺は連行されたのだ。そんな時、入り口からドアが開く音が聞こえた。
「おいおい…まさか…!」
俺はこの夜の時間帯にこの部屋に訪ねてくる人物は一人しか知らなかった。困惑をしているとその声が響き渡る。
「何してんの?」
声がした方を俺は見る。
「はぁ…誤解だ」
目の前にはジズがいた。そして今の現状は、少女二人と俺がベッドに横たわっているという絶対誤解されそうなものだった。
「あんたって…そういう趣味あったんだ…」
そうジズはいい、そっと扉を閉めるのであった。
「………」
「大丈夫!私がいるから!」
そんな能天気なことを言っているモノ
「最悪だ…」
俺はそう言葉をこぼすしかなかったのだ…
どうも!最近、すれ違った人が
「ジンギスカンってイノシシ肉だったっけ~?」
という会話を聞いて笑いをこらえるのが必至だったスーです!
さて…一言黒牙君に言わせてください…。
ちょっとそこ変われ!{迫真}
ふう…満足した…
さて!17話目を読んでいただき、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いします
(*´▽`*)




