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最強は目立ちたくないようですよ!?  作者: ゆっくりスー
もう1度のやり直し
114/116

禁句

その呼びかけに答えたのは一人の少女だった。


「お…兄ちゃん…」


目の前にいるのは俺の妹。その声は震え、瞳からは涙がこぼれている。その表情を見て俺は自分の過ちに気づいた。


「ごめん…!モノ…」


俺は妹から目をそらし弱々しい謝罪を返すしかなかった。


「…もういいよ…お兄ちゃん」


妹はその言葉をはきローブの方を見る。するとローブは声を発した。


「なるほど。それがお前の妹か…」


そう言うとローブの雰囲気は変わった。正確に言えば殺気が無くなった。


「分が悪い…罪人の事はまた後日にしよう」


俺はそのローブが消える瞬間を見ているだけしかできなかった。

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