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鳥居のむこうは別の世界(旧:異世界でヒロインとサバイバル共同生活する話)  作者: ふすまを閉めてく猫。
第3章 力になれることがあるのなら、力になりたいと思う
88/131

88 生きるセンス




「すごいな。キズ一つ付いてない。マジで『絶対防御』だ」

「やはり良い買い物でしたね」

「ああ、買って良かった」


 オレとムーコがテント絶賛してると、テントからナタリが出てくる。

 そのほおふくらんでいた。


「どしたナタリ」

「怖かったんだけど」


 ああ……


「すまん」

「すまんじゃないよー! いきなりオトリにされて焦ったよあたし!」

「そうか……。でもチャンスは突然やってくるもんだしな……」

「そうですね。良い機会でした」


 ムーコも同意する。


「良い機会って、ムーコねえもそう言うの!?」

「ナタリちゃん、よくがんばりましたっ」

「褒められた!?」

「そうだな。面山賊めんさんぞく相手に良い挑発だった。やるなナタリ」

「ええー……まぁ必要なことだってのはわかるけどさー。でもフブにい、顔出すなって言ったそばから顔出せってめちゃくちゃだよー……」


 そう口を尖らすナタリ。

 ん……そうだっけか?


「まぁとにかく、これで結界テントの安全性が確認できた。今後対処できないほどの黄泉よみがえりがでたときも、テントの中へ入ってやり過ごすことが出来るぞ」

「まぁ……そうだね」

「ナタリがあのとき、指輪とか売ってテントを買ってくれたおかげだ。ファインプレーだぜナタリ」

「そ、そう?」

「ああ、考えてみれば国が落ちた今、結界テントはオレ達唯一の安全地帯だ。これがあるのとないのでは全く違う。さすがナタリ。生きるセンスが違う!」

「生きるセンス……そっかな」

「ああ、おまえは初めて見たときから、人とは違うと思ってたぜ」

「えへへ……」

「よし。……おだても済んだし、今日はもうここらでキャンプにするか」

「ちょ」

「飯食ってゆっくり休もうぜ」

「ふふふ。了解です」


 そういう事となった。


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