表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鳥居のむこうは別の世界(旧:異世界でヒロインとサバイバル共同生活する話)  作者: ふすまを閉めてく猫。
第3章 力になれることがあるのなら、力になりたいと思う
104/131

104 防衛最終日




 3日が過ぎて、4日目の夕方。

 オレ達はこれまで、どうにか村から被害を出さずに防衛してこれた。


 結界を直してくれるという行商人は、明日の昼ごろ到着予定なので、実質今夜が防衛最終日となる。


「だいぶ扱いになれましたね。さすがフブキくんです」

「ムーコの教え方がうまいおかげだよ」


 オレはここ数日、ムーコから『巴乃流ともえのりゅう・二刀流刀術(とうじゅつ)』の基礎を教わっていた。

 なんでもムーコ曰く、オレは二刀流が向いているらしい。阿修羅骸骨あしゅらがいこつの連撃を何度もさばいたことで、その適正を見いだしたムーコがオレに二刀流を薦めたのだ。


 実際オレにその適正があるのかどうかはわからないが、武芸の師であるムーコがそう言うのだから素直に始めてみた。


「今日はこれくらいにして、夜に備えましょうか?」

「そうだな。今夜が最後だし、しっかり防衛しよう」


 オレはそう答え、2本の退魔刀たいまとうを、腰に固定したさやにしまう。

 腰と言っても、さむらいのようにではない。なんと言えばいいか……背中の腰部分だ。そこに真横に2本、両の手ですぐ抜けるよう左右逆向きに差している。


 かたなの長さは2本とも60センチ程で、前の退魔刀たいまとうに比べて短く軽い。『小太刀こだち』と呼ばれるものだそうだ。


 ちなみにどうしてこれを手に入れたかというと、ちょうど村にあった退魔刀たいまとうのうち、この2本が短くて使いにくいと不人気だったので、オレの使っていた退魔刀たいまとうと交換してもらったのだ。

 本当は二刀流がだめだったときの為に『購入』という形をとりたかったのだが、村にある退魔刀たいまとうの本数があまり減るのも困るらしく、交換となったのだ。


 まぁ、村人さんも喜んでくれたし良しとしよう。

 オレもここ数日この小太刀を使ってみて、その(・・)使()()()()()、かなり満足している。

 物々交換ってすばらしい。


 それに──この小太刀による二刀流。

 これは、『るろ剣』の主人公・・・()っても(・・・)過言・・では(・・)ない(・・)キャラ(・・・)()愛用していた武器なのだ。恥ずかしい話、個人的にちょっと燃えるというのもある。


 まぁ実践的にも、小太刀は軽くて片手でも扱いやすい。

 腕力に自信のないオレが二刀流をやるには、ちょうど良かった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ