表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鳥居のむこうは別の世界(旧:異世界でヒロインとサバイバル共同生活する話)  作者: ふすまを閉めてく猫。
第3章 力になれることがあるのなら、力になりたいと思う
103/131

103 仮眠後




 一時間後。

 ナタリに起こされる。


「ふぃー。ナタリありがと。だいぶ回復した」

「どういたしまして」


 ナタリはご機嫌である。なんだか変にニヤニヤしている。


「襲撃なかったのか?」

「あったよ。面山賊めんさんぞくが3体来たけど、ムーコねえが一人ですぐ倒した」

「そうか……」


 相変わらず凄いな。


「あと、さっき腰抜かした村人さんも、今日は無理だけど明日からまた防衛に参加出来るって」

「……そうか」


 大事なさそうで良かった。


「わかった。じゃあ、ゆっくり休んでくれナタリ」

「うんおやすみー」


 テントから出て見張り場に行くとムーコがいた。


「おつかれムーコ」

「おつかれさまですフブキくん」


 なんだかムーコもご機嫌だった。

 なんだ? なにか良いことでもあったのだろうか。


「ふふふ。フブキくんのお気持ちうれしいです」

「ん?」


 なにを言ってんるだこいつは……?

 意味分からんとムーコを見ると、彼女が地面を指し示す。

 そこにはナタリと描いた、似顔絵の落書きがあった。


「げっ」


 しかも、しっかりとオレ絵からムーコ絵へと伸びる矢印に、『たいせつ』と書かれたままである。

 こ、これは……。

 流石に少し恥ずかしい……。


「では一緒に見張りをよろしくお願いしますね、フブキくん」


 そういってニコニコ微笑むムーコ。


「ああ……よろしく」


 オレは羞恥に苦しみ、どうにかそう答えた。



 それから明け方前の4時まで、同じように交代しながら見張りを続けた。

 襲撃は面山賊めんさんぞくが5体に、骸骨が20体程度。

 南面の畑の方は、一晩通して面山賊めんさんぞくが2体のみだったそうだ。


 特に怪我人はなし。

 とりあえず無事に、初日の防衛任務を果たせることが出来た。



   ◇

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ