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鳥居のむこうは別の世界(旧:異世界でヒロインとサバイバル共同生活する話)  作者: ふすまを閉めてく猫。
第3章 力になれることがあるのなら、力になりたいと思う
100/131

100 オレとナタリと村人の防衛戦




 ナタリと見張りをはじめて40分程。

 聞き慣れた音を耳にする。


 がちゃがちゃと鎧の擦れる音。

 ──骸骨がいこつだ。

 それが森の奥から姿を現す。


「フブにい骸骨がいこつだ」

「ああ……」


 いきなり聞いてた話と違う。

 村には面山賊めんさんぞくと『落ち武者だるま』って黄泉よみがえりだけと聞いていた。

 でも黄泉よみがえりは怨霊が実体化した存在だ。人を見かけたら襲うだけの化け物。予測通りにはいかないだろう。むしろ戦いなれた骸骨がいこつは有り難い。


「ムーコねえ起こしてくる?」

「いや……骸骨がいこつ数体だ。オレ達だけでやれるだろう」

「そうだね」


 見た感じ、やってくる骸骨に強そうなものはいない。問題ないだろう。

 骸骨の強さは、大きく分けて三種類に分類される。


 1つは『手ぶら骸骨』。噛みついてくるだけの骸骨だ。

 これは武芸経験のなかったオレでも、倒せた程度の強さだ。


 2つ目は『武器持ち骸骨』。これは刃物を個人の才能頼りで振り回してくるだけの骸骨がいこつ。ある程度、武芸をちゃんと学んだ人間なら、割と簡単に倒せる強さだ。


 そして最後は『武芸者ぶげいもの骸骨がいこつ』。これはその名の通り、武芸の心得がある骸骨だ。素人ではまず勝てない程強く、討伐にはそれなりの技量が必要となる。


「良い訓練になる。まずは基本に忠実にやろう」

 オレがそう言って退魔刀たいまとうを抜くと、


「おっけー」

 と、ナタリも金剛杖こんごうじょうを構える。


 ナタリも骸骨がいこつ相手に、もはや遅れをとることはなくなった。ごくごく稀にやっかいな奴もいるが、それはオレが引き受ければ良い。問題ないだろう。


 同じく見張りについていた退魔刀たいまとうを持つ村人がこちらへ来る。

 彼も弱い骸骨がいこつなら一人で倒せるらしい。

 一緒に討伐することになる。

  


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