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天使に愛など存在しない  作者: サイモトタケコ
道なき所を進む無謀なる者
7/19

2章ー3 「死闘」

初のバトルシーンです。下手かもしれませんがよろしくお願いします。

アドバイス等募集してます。

「うおおおおおッ!」


ガキンッ


両者の「覚悟の剣」が激突する


「覚悟の剣」はこの世の物質を通り抜けて生ある者のみを切り裂く。だがしかし、「覚悟の剣」同士ならば干渉する


「っく・・・。なぜ9級天使のお前が・・・こんなにも長い「覚悟の剣」を出せる・・・?」


基本「覚悟の剣」大きさは天使の階級に比例する。しかし、9級天使のあんの「覚悟の剣」の刃渡りはウリエルと同じ1メートルほどあり、しかもなぜが刃の形が稲妻型だ。それによりウリエルの剣撃を稲妻型であるあんの剣は簡単に受け流すことができる


「ごめんなさいね、ウリエルさん。私はもう同胞を殺してでも龍一の願いを叶えるって決めたんです。きっと覚悟の大きさが違う。だから私の「覚悟の剣」は貴方よりも強い‼」


ガキンッ、ヒュッ、キーン


凄まじい金属音とともに二人は死闘を繰り広げる。だが、ウリエルの剣撃は簡単にかわしているのに対してあんの剣撃はなんとかかわせているといった感じで客観的に見てあんの方がかなり優勢だった。


「はぁ・・はぁ・・・私が・・・あんたより覚悟が足りないですって?・・・そんなわけないでしょ?9級の分際で・・・


それに・・・戦いはね・・・「覚悟の剣」だけで決まるわけじゃないのよ!」


ウリエルは苦しそうにそう叫び剣を振る


あんはそれを稲妻型の剣で受け流し


「なんとでも言ってください‼私はもう天使でもなんでもないんですから‼でもあなたは元9級の天使に負けて殺されるんだー‼」


稲妻型の剣を振るう


バシュンッ


血しぶきが宙を舞う


「!?」


なんとウリエルは自分の剣であんの剣を受けず左腕であんの剣を防ごうとした。剣が左腕に触れた瞬間ウリエルは左腕を思いっきり振りあんの剣の軌道をずらした。さらにウリエルは左腕で防ぎながら自分の剣をあんに向けて振っていた


「さすが・・・上級」


あんはそう呟くとウリエルと同じく左腕で防ごうとする・・・だが


「熱ッ!?」


ウリエルは炎を司る天使。天使の能力であんの足元に火を生み出した


あんは体のバランスを崩しつまずき倒れる。そして倒れた先には・・・ウリエルの剣が迫っていた


そのときだった


キィイイイイイイッ


電車が止まり慣性でウリエルはよろけて剣の軌道がブレる


「んああああああああっ」


あんは空中で回転して何とかウリエルの剣をかわす


「っく。まさかこれがあんたの能力・・・「偶然」・・・だというの?」





「「清荒神、清荒神。次は・・・」」


電車の扉が開き車内アナウンスが流れる。二人は龍一が走って電車から出ていく姿をとらえた


「ナイス!龍一」


そう、友子の家はこの駅と次の駅の間にあり、本当は次の駅の方が近い。だが機転を利かせてこの駅で龍一は降りたのだった


「っち」


ドカッ


ウリエルは転げ倒れているあんを蹴っ飛ばし龍一を飛んで追う。


あんは一足遅れでウリエルを追いかける


「私は・・・まだ・・・諦めたりしない‼・・・龍一・・・頑張って・・・」


3日に1回の頻度で更新しようと思います。

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