3章ー3「血筋」
「こんな、あとちょっとの所で辞めろだと?お前本当に天使かよ?
俺は死んでもあきらめない」
「私もだよ、龍一」
ガヴリエルは装飾品のネックレスを輝かせ「覚悟の剣」を出現させて2人に向かって振りかざした
ガヴリエルの「覚悟の剣」の形状はプレーン。そして刃渡りは150センチといったところ。リーチはガヴリエルの方が有利だが、稲妻型の剣を持つあんは簡単に受け流すことが出来ると思っていた。しかし、ガヴリエルの腕の力はものすごく強く稲妻の剣をあんの体ごと一振りでぶっ飛ばした。
「あん、何か作戦はあるのか?」
「ない」
ブゥンッ
ガヴリエルの剣が二人に襲い掛かる
ガキッ・・・
あんは仕方なくもう一度稲妻型の剣でその攻撃を受け流そうとするがガヴリエルの力が強すぎる。しかし、もう二人は壁際に追い込まれていてこのままでは剣ごと押しつぶされてしまう
すると龍一もあんの稲妻型の「覚悟の剣」を握ってガヴリエルの剣を押し返そうとする!
「うおおおおおっ!あん。お前は・・・俺の願いをかなえるって約束してしまって責任を感じてるかもしれねぇ・・・
だけどな、そんなもんは気にすんな!俺はたとえ今死んだとしても後悔なんてないし、お前を恨んだりしねぇ!それどころかこっちこそ責任を感じてるんだよ!お前を天使を辞めさせてしまったことをな!
一人で責任を果たそうとするんじゃねぇよおおおおおっ」
「龍一・・・」
二人の力を合わせたことにより力は互角となった
「あきらめなさい、お二人とも!これは運命なのです。あなたたちの反抗は無駄です。すべては「幸せ平等の定理」によって定められた運命なのです」
ガガガギギギ・・・
激しい鍔迫り合いが続く中あんはガヴリエルに言い返す
「もう一度言ってやるよ。ハァ・・・ハァ・・・
何が・・・・天使だ・・・・
何が運命だよ・・・
私は12歳でやりたいことすらできないで死ぬような糞みたいな「運命」を作り出す「幸せ平等の定理」をぶっ壊すって決めたんだーー‼」
するとあんの「覚悟の剣」が光出した。
「少し・・・大きくなっている・・・?」
わずかだが刃渡りが伸び剣に厚みが沸いた。
「力が・・・みなぎって来る。一人では無理でも・・・龍一このまま一気に行くぞ!」
「「うおおおおおおおっ」」
ガインッ
ガヴリエルの剣はガヴリエルごと吹っ飛びガヴリエルは尻もちをついた。
「そんな・・・まさか。
あなたの生まれが今・・・わかりましたよ・・・あん。」
「は?生まれ?何言ってんの?天使ってどこからともなく誕生するもんじゃないのか?」
あんはそう答える
「違います・・・天使は必ず4つの派閥のどこかから誕生するのです・・・
まさかあなたは・・・」
ガヴリエルは血の気が引いている
「よくわからないけど・・・私にすごく強い血が流れているのかしら?」




