1章-1「天使」
初投稿です。
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私の名前はあん。この世界では天使と言われる存在だ。私たち天使は天界から自分の能力を使って人間を幸せにするのが仕事だ。
「ありがとうございます。恋愛の天使さん。お陰で卓也と付き合うことができました♥」
~天界~
「ムッキィイイ‼なんだよあの女ぁああ‼私が「偶然」の力を使わなければお前は卓也と出会えてすらいなかったんだぞ‼」
天使には階級というものがあり、人間に感謝されるほどにその階級は上がってゆく。あんは「偶然」という珍しい能力で人間に感知されにくい。そのため、人間に感謝されず最下級の9級天使である。
4級以上の天使になるには難しいが6級までならだれでも簡単になれるのにあんは人間に感知されないため感謝されず他の天使にどんどん先を越されて仕事が嫌になっていた・・・。そんな中ある日
「ありがとう「偶然」。」
あんは初めて感謝された。だけど、感謝した少年はとても残酷な運命を背負っていた・・・
天使の仕事は大きく2つ。一つは前記したように天使の能力を使って「人間を幸せにする」こと。そしてもう一つが・・・「人間を殺す」こと。人を殺す仕事はどの天使もやりたがらない。
だが、神様が作った世界のシステム「幸せ平等の定理」を守るために必要なことであり、天使によって処刑される人間は1級天使ガヴリエルが平等に決め、処刑を実行しなくてはならない天使もランダムに決まる。
天使には個別の能力が存在するがもう一つ天使共通の能力がある。その名は「覚悟の剣」。この能力は2つ目の仕事「人間を殺す」を実行するために使われる能力だ。「覚悟の剣」で斬られた人間は3分以内に事故か病気に遭い死ぬ。また、「覚悟の剣」の形や大きさは天使個人によって左右される。
あんに感謝した少年、桜木龍一は明日大天使ガヴリエルが決めた死ぬ運命の人間である。