立ち位置に敏感な人って性癖かなぁ
袋小路 めいろです。青葉の季節となり、太陽光に当てられる若葉の色合いが、なんとも言えない日々になりました。
いかがお過ごしでしょうか?
いや、本当に温かい。気温差があるので、普段からの体調管理や、沖縄の麻疹流行などを踏まえた、ゴールデンウィーク後の体調管理に気をつけておきたい所ですね。
では、綴りたいと思います。
なんだか、批判のエッセイが多いので、便乗しようと思います。
それでは、「批判」を国語辞典で調べてみましょう。
「批判」
物ごとや、人の行動・意見などの欠点を指摘し、正しいかどうかを論ずること。
まぁ、わかりますよね。ですが、「批判」という言葉は、「批評」という言葉と密接に関係しております。
「批判」〈参考〉
批評。事物や学説の意味を研究して、その論理的基礎をあきらかにすること。
「批評」が出てきていますね。では、「批評」を国語辞典で調べてみましょう。
「批評」
物ごとや、人の行動・意見などの善悪・美醜・価値などについて考えをのべること。批判。
おやおや、「批判」が出て来ましたね。面白いですよね。では、「批評」に書かれている参考を見てみましょう。
「批評」〈参考〉
「批判」は反対の立場から攻撃する意味に、「批評」は公平な立場で判断する意味に使うことが多い。
この「批評」に書かれている参考で、全てのエッセイは終わりでしょう。批評の中の批判ならば構わないのです。公平な立場で判断しているのですからね。まさか、批評の中の批判も駄目だと言う人は居ないでしょう。
それも駄目ならば、ポイント評価ですら批判に繋がるでしょうからね。
この批評と批判の違いは、明確に立ち位置が違います。人の気持ちによって、感想欄が埋まっていく訳ですから、もっと繊細に扱うべき話です。作者の受け取り方も、全て批評として受け取るなんて人も居るので、基準が違いますけどね。
ですが、都合が悪い点を突かれて、それを批判だと言ってしまったり、レッテル張りしてしまうのは問題でもあります。
勿論、感想欄に意味のわからない批判があるのも問題ですね。それで人間性を見られていたりするのですから、面白い点ではありますけどね。
批判と批評の違いがわからない、なんて理由で、批判は駄目だとは言っていないと思いますが、もう一度言っておきます。
批評の中の批判は、公平な立場で判断しているので、良い事です。
批判だけの物は、反対の立場で判断しているので、場合によっては悪い事です。
それぞれ、勝手に判断する事もありますけどね。感情同士だけを打つけるのは、批評と言えるのか、なんて思ったりもしますね。公平な立場で、作品を判断する。難しいかもしれませんが、まぁ、個々人の判断にお任せします。
国語辞典を引用していますが、意外にも、国語辞典に答えがあるという、面白い感じになりました。振り返りは、国語辞典からって事でしょう。
それでは、閉じたいと思います。
ご拝読ありがとうございました。




