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迷路ってどこですか?  作者: 袋小路 めいろ
14/29

トライアングルファミリー計画

 袋小路 めいろです。寒いですね。

 灯油を買いに行き、灯油の値段に首を傾げています。やはり、売れる時には、値段が上がるのですね。1円を笑う者は、1円に泣くとは言いませんが、家計の中の1円を笑える人は、あまり居ないのではないかと思います。



 では、思った事を綴ります。



 最近、物語を考えながら、ふと、考えた事があります。突拍子も無い考えの物語なのですが、馬鹿が馬鹿な事を考えるのは、天才には出来ない事なので良い事にしましょう。

 僕の書くエッセイは、基本的にそのスタンスですし。



 それで内容なのですが、「個人が、三人集まって生活をした方が楽なのではないか」という考えに至った人達が、一つ屋根の下で暮らすというお話です。

 男女比は悩みましたが、必ず異性が居て、子供を作れるようにするとか。金銭の動きや病院の家族枠の証明などなど、弁護士を挟んだ上で契約を結び、円滑に回るようにするみたいな設定を考えていました。

 いや、本当に馬鹿みたいな話ですけどね。実際に、そんな契約を結べるのか、わからないんですよね。無理なのか、どうなのか、考えていたんですが、結局は形にしておりません。





「独り身である三人が、とある居酒屋で一人飲みをしている。テレビ番組への誰かの一言をキッカケに意気投合し、三人で会うようになる。何回目かの集まりの時に、三人の内の誰かが、冗談で言ったトライアングルファミリー計画を二人が称賛する。実際に三人で家を買い、三人で生活を始める」という始まりの話を考えてはいましたけどね。

 比率が問題なんですよね。女女男か、男男女かで、話の方向がそれぞれ変わってくるなぁって思っていました。ラブコメのようで、ラブコメでは無いというのもミソなんです。始まりから家族な訳ですからね。




 勿論、結婚という形は除外する結末を、頭の中では描いていました。結婚という制度が無いのではなく、選ばないか、選びたくないか、という形を練り込んだ話にしようとしていたんです。「一人の人間が、一人の人間を愛し続ける」としているのは何故なのかを、考えるような作品に、僕はしたかったみたいです。

 もう何処かにありそうな話ですが、所変わればというか、人が変わればというか、そこが書く事の面白さだと思うんですよね。

 まぁ、どうしようかなぁと思いながら、ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロしておりました。




 実際にやれない事なんですかね?

 独り身が多いなら、試しに誰かやってくれませんか。

 以前、これに近いような事件はあったみたいなんですが、あれは人数が多かったような気がするんですよね。ハーレムに近いし男は働いてないしで、どうぞお好きにして下さいで、素通りするような感じだったような、定かではありませんが。




 人の最小奇数は一人ですが、その次の奇数である三人ならば、張りのある生活になるのではないかと思ったんですよね。それぞれが頑張らないと、生活は成り立たない訳ですからね。

 三人の内の一人が怠ければ、二人に叩かれるか捨てられる訳です。変に人数が多いよりも良いし、四人だと成り立たない物が三人にはあります。人数で対立するイコール、一人になるという事ですから、良い感じに縛られます。

 罰も当事者二人分と考えれば、人によっては恐怖でしょうか。




 それに、悪い事ばかりではないでしょう。人の手が、一つ増える訳ですからね。性別的にどちらが増えるかはわからないですが、物理的な負担は減るでしょうし、他人に対する「家の用事」という謎の言い訳を出す頻度も減るでしょう。

 金銭面でも、どんな田舎であれ、世帯収入は月40万くらいにはなるのではないかと思います。社会的保障も、世帯で数えて、一つづつ得るのであれば、文句は出ないでしょう。保障されるから、なんでも申請するなんてしなければ良いのです。子供手当ては、除外しても良いかなくらいの考えは、ある人の方が多いでしょうし。

 老年期に入っても、年金三人分集めれば、国保で18万くらいあるのではないかと思います。

 それにプラス働くとなれば、負担の小さな仕事で30万くらいにはなるでしょう。一人が病気になっても、二人働くだけでなるかもしれませんね。




 まぁ、住宅費や光熱費なんかは、無理なく出せるでしょうし、食費も一人増えた所で大きく変化する訳ではない筈です。

 安定感が違うのですが、そこんところ、どう思われる方が多いのでしょう。

 揉め事が増えるなんて、安直に考えている方が居るのでしょうかね。意外に、三人の方が喧嘩しないかもしれませんよ。



 物語にした方が良いのかな。法律関係や税金関係の所がわからない部分もありますからね。

 心情も老年期は難しいですし。うん、置いておこう。

 それでは、閉じたいと思います。

 ご拝読ありがとうございました。




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