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急に異世界に飛ばされたら汚い村に出たんだが!?  作者: はますけ
第2章 魔法学校編
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デートってマジかよ

「あのだから!この後は予定とかありますか?」


「いや、予定はないけども。なんで?」


「私は属性を二つ持っている貴方にとてもとっても興味があります。なので話を聞きたいです」


「話って言われてもなぁ〜」


正直僕自身も属性についてはよくわからない。分かっているのは一般常識くらいだ。


「僕自身もよくわからないよ?」


「いえ!大丈夫です!その辺は心配ご無用!少しほんとにすこーしですから!」


「うーん。なら僕も質問したい事がいくつかある。それにも答えるって条件でどうだ?」


「分かりました!では後一時間後に魔法学校の門の前に集合という事で!」


なんか騒がしい子だなと思いながら帰路についた。



「一時間経ったぐらいか。魔法学校に行くか」


僕の今住んだ宿はサリアのお爺さんが用意してくれた宿で宿代まだ払ってもらっている。なんせサリアに頼まれたからとかいう理由でよくしてもらっている。

この宿から魔法学校までは五分そこらだ。


「にしてもご飯とかまで全部お世話になってるからなぁ。今度仕事とか紹介してもらうか」


そんな事を考えながらルナとの待ち合わせ場所まで向かう。


「あっ!来たぁ。」


「ごめんな。待ったか?」


「うんだいぶ待ったわー」


なんか調子狂うな。そこは今来たとこー。的展開じゃあ無いのかなぁ。


「敬語はめんどくさいからタメでいい?」


「あぁいいぞ」


「じゃあ少しブラブラしながら話をしようか」


「あぁそうだな。でどこに行くんだ?」


「買いたいものがあるの。雑貨屋まで一緒に来てくれる?」


「分かった」


俺が歩き始めたらルナが横について歩いて来た。


「えっ?横に来て歩くの?」


「ダメ?別に大した事じゃないでしょ?」


「まっまぁな」


それから5分ぐらいして雑貨屋に着いた。


「で、何を買うんだ?」


「えーと、あったあった」


チラッと持っていたものを見る。何やら糸電話みたいなものだ。


「なんだこれ?なんに使うんだよ」


「はぁ?ヤマト知らないの?これは他人に話を聞かれないようにするための魔法道具よ」


「魔法道具?」


「なんで知らないのよ。まぁ王都にしかないからしょうがないか。魔法道具はこの国の騎士団が作った道具よ。作り方は分からないけどいくつか種類があるわ。私が知っているのはこの盗聴禁止道具と遠くの人と連絡を取る道具、後はこれは使い切りだけど魔法を使えるようになる道具があるわ」


「へぇ〜」


そんな道具があるのか。勉強になったな。


「よし!道具も買ったし公園に行こうか」


「分かった」


雑貨屋から十分ぐらい歩いた所にでっかい広場があった。


「そこの椅子に座って話しましょう」


「そうだな」


近くにあった二人で座れるくらいの椅子に座った。

さっき買った盗聴禁止の道具を使おうとしているが使い方がわからない。


「あっ使い方わからないよね。喋りたい時はこれを口につけて喋る、聞きたい時は耳に当てればいいよ」


「ありがとう」


なんだ糸電話と一緒か。こっちにも似たような道具があるんだな。


「じゃあ話すよ。まずは聞きたい事が二つあるわ。一つ目は貴方のレベルは何?」


「レベル?なんだそれ?クラスのレベルじゃなくて?」


「違うわ。あれは魔力のレベルよ。そうじゃなくて貴方自身のレベルよ。わからないの?」


「あぁわからないな」


レベルってなんだよ。なんか僕サリアとガルドに教えてもらってない事多すぎない?


「レベルっていうのはその人の実績や戦闘経験で上がって行くの。分からないなら後で測りに行きましょう」


「あぁそうだな」


正直自分もレベルについては測ってみたい。


「次は二つ目よ。貴方なんで二つ属性持ってるの?」


「分からん。僕も人に教えて貰うまでは気づかなかったからな」


「うーんそっか。それじゃあ収穫は無しか」


「それよりもレベルはどこでわかるんだ?」


「神殿よ!そこに居る神官に測ってもらうの」


「じゃあそこに行こう」


「はぁ〜。まぁいいわ行きましょう」





神殿マジで遠くね?あの広場からもう一時間は経ってるって!ぜったい!

この距離歩くとか誰得だよ!


「ねぇまだー?」


「着いたわよ。ここが神殿よ」


「ここが、神殿。思い浮かべてたのとほっとんど一緒だな」


「早く入るわよ」



神殿の中まで想像通りで少し納得いかないなぁ。


「神官様。この者蒼井ヤマトのレベルを測って下さい」


「わかった。ヤマト殿そこに横になってくれるかな?」


「あーはい」


「では測ります」



どうやって測るんだろうと思っていたら神官が何かを唱え出した」


「この世の全ての魂よ。今我が体に力を貸しこの者の経験を教えたまえ」


そう詠唱を終えるとヤマトの周りを無数の光が飛び交って神官のもとに帰った。


「そなたのレベルは十八です。今後も精進したまえ」


「ありがとうございます」


「よしじゃあ帰るわよ」



そしてさっきの広場に戻ってきた。


「ヤマト結構高いわね」


「まぁな!」


なんで高いのかわかんねーけどな。


「とりあえずレベルは分かったから今日はもうさよならでいいよね」


「あぁ。とりあえずはもう満足したよ」


「じゃあ今日はデートしてくれてありがとう。じゃあまた明日ね」


「あぁ。また明日ってデート!?」


「えぇデートよ。じゃあさようなら」


「あぁじゃあな」




デートってマジかよ。そんなつもり全然無かったんだけどなぁ。まぁレベルも分かったし収穫はあったな。明日が楽しみだ。


「さぁ帰るかな」


そんな事を呟きながら帰ろうとした所で事件が起こった。

二日間投稿できずにすいませんでした。

体調を崩してしまいできませんでした。

ですが治ったので今後も沢山投稿していきます。

今後もよろしくお願いします。

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