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急に異世界に飛ばされたら汚い村に出たんだが!?  作者: はますけ
第2章 魔法学校編
10/13

出会い

今日は魔法学校二日目だ。


ガラガラガラ


「おはようダラク。今日は魔法の練習になるのかな?」


「あぁおはようヤマト。多分そうだろうけど自信ないなー。魔法苦手なんだよ……」


「なのに魔法学校入ったのか?」


「まぁな。それよりお前どうやって覚えたんだ?魔法」


「ガルドって人に教えてもらったんだ。僕の命の恩人なんだ」


ダラクははぁ?と素っ頓狂な声を上げて聞いてきた。


「ガルドって あのガルドか?紅の騎士団の団長のガルドか?


「紅の騎士団って何だ?」


「紅の騎士団ってのは王国最強の魔法騎士団だ。ガルドはその歴史の中で一番強いって言われているんだ。四つの属性を持っている事でで五つの王国全てが知っているぐらい有名なんだ」


マジかよそれ。なんでガルドとサリアは黙ってたんだよ。教えてくれてもいいじゃねぇか。


「多分そのガルドだ。あいつそんなにすげーんだな」


「あっあのさ!ガルドからどうやって教えてもらったんだ?」


僕はダラクに教えてもらった事を全て話した。


「すげーなやっぱり。王国最強の魔法使いは言う事が違うなぁ〜」


ガラガラガラ


教室のドアが開いて、グラス博士が入って来た。


「ホッホッホッ。全員揃っておるな。では今日は魔法を使った講習を予定しておる。各自外に準備して待機しとってくれ」




「よし。全員いるのぅ。では講習を始める。確か全員プチ魔法は使えるかの?じゃあその上、ノーマル魔法を使える者と使えん者の分かれとくれ」


クラスの七割くらいが使えない者組だった。


「ふむ。使えん者は少し待っといてくれ。使える者組はこっちに来とくれ」


「では説明をするぞ。まずはノーマル魔法の上の魔法じゃ。これはメガ魔法という。いつもより少しエネルギーを消費して魔法を出せば成功するじゃろう。次は全体魔法じゃ。これは体全体にエネルギーを行き渡らせてそれを一気に放つのじゃ」


「「「はい!」」」




それから僕たちは一時間の間練習をした。やはり全体魔法は、なかなか上手くいかない。


「くっそ。やっぱり上手くいかねぇな」


「ヤマト全体魔法ってこんなに難しいのか?全然成功しないぞ」


「僕もだよ!!」


ほとんどの人がそんな状況の中一人だけ全体魔法を成功させた人がいた。名前はルナ。水色の髪と瞳が綺麗な女の子だ。


「あの子すげぇな。一人だけだぞ。成功させてるの」


「確かにな」




「ホッホッホッ。皆頑張っている所悪いが今日はここまでじゃ。これ以上するとエネルギー切れで倒れてしまう者が出てしまう」


確かにそれも一理ある。僕ももう、フラフラだ。


「では今日はもう解散じゃ。これで講習を終わりぞぅ」


「「ありがとうございました」」


僕らはそう言ってグラス博士を見送った。




僕は魔法の本を探して図書室に来た。ざっと見た感じ一万冊以上の本がある。下手すれば、十万単位ぐらいはいきそうだ。


「魔法の本はっと」


なかなか見つからない。本の数が多すぎる。


「あのぅこれで良かったら……」


「え?」


そこにはあのルナがいた。近くで見ると可愛らしくて良い!


「えとあの魔法の本を探していたようなので私が読んで分かりやすいものを集めて見たんですけど迷惑でしたか?」


「いっいや!そんな事はないよありがとう。見つからなくて困ってたんだ」


「いえいえ。私はルナです。よろしくお願いします」


「僕はヤマト。よろしくねルナ」


「はい!ヤマト!」


そう言って僕は彼女が持っていた本を預かった。


「ルナは魔法得意なの?」


「はい。生まれつき魔力が高くて。貴方は二つの属性持ちですか。そうですか」


「え!?わかるの?」


「はい。私の方が魔力高いのでだいたいは」


「ハハハ。そっか」


彼女は少し恥ずかしそうにしていた。


「それじゃあ僕はもう帰るね」


「えと。あの」


「ん?あっバイバイルナ」


「あの!これからの予定はありますか?」


「へ??今なんて言いましたか?」


僕は素っ頓狂な声を上げてきいていた。





更新が遅れました。

これからも頑張ります!

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