オリキャラバチアタリ
夜の11時過ぎには 僕は世界とさよならさ
なぜって 僕の作りだしたあの娘が
舌を出して 笑って 僕に突きだした離婚届
思い出せば あの娘を 酷い目に遭わせていたね
「そうそう あの雨のシーンでは
傷口さえ塞いでくれなかった」
という罪な三下り半
そうさ 本当は
こんな窮屈さ 僕じゃない
元々 自由になりたくて
始めたことが 今には重荷
やってらんないよ バチアタリ
こんな息の詰まること
楽しくなけりゃ やる意味さえない
交差点の向こうから
彼女が手を振った オリキャラバチアタリ イェー
朝の10時半でも まだ僕は世界にいたよ
なぜって 僕は地球とさよなら出来ない
彼女が そっと下を向き 僕に見せた復縁届け
思い出せば あの娘を まだ幸せにしていなかった
「そうそう あの雪の夜には
肌着さえ着せてあげなかった」
という罪の平謝り
そうさ 本当は
こんな窮屈さ 似合わない
君には 笑顔がお似合いだ
そんなことにも気づかない
作者失格だ バチアタリ
こんなゆとりのないことを
受け止める人もいないはず
こんな孤独な 暗い場所
抜け出せなかった オリキャラバチアタリ イェー
この星の美しさに 気づけなかった 自分を後悔さ
ほら今でも プライドが
僕を邪魔して お節介
あの娘が 手を振って
「さよなら」する前に 気づいて
いい加減にしておくれ
僕と君の距離は離れいく
そんなことにも気づけない
作家失格 オリキャラバチアタリ イェー
深く沈んだ地の底で 僕は彼女と再会さ
彼女を 幸せにする準備が 出来たなら
モ・ウ・イ・チ・ド 描いてみよう イェー