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港町チマトナーミ

しばらく歩いていると、海が見えてきた。船もたくさん浮かんでいる。街は賑わっているようだ。

すると1人の女性が声をかけてきた。「ようこそ!ここはチマトナーミにゃ!」

...にゃ???

聞き違いかも知れない。私は確認する。「ここはチマトナーミですか?」女性は答える「そうだにゃ!」

目の前に広がる海の穏やかさに相反し、私の心はざわついた。

そう思っていると、女性に続いて、屈強な…おそらく漁師の様な風貌の男性が現れ、荒々しく私に話しかける。

「おうボウズにゃ!!!この町は初めてかにゃ!!!」

男性の言葉に笑顔で応えると、彼はにんまりと笑って言った。「初めての者には、特別な歓迎があるにゃ!」

「特別な歓迎?」・・・彼は笑顔だったが、なぜか目が笑っていないように見えて、背筋に冷たい感じが走った。

どこでもよそ者は目立つのかもしれない。「ちょっとついてきにゃ」と言われたので黙ってついていくことにした。


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