仮の魔王
俺はクズ3人の処理をイグニエがよこしてくれた魔物、ゴブリン?みたいなやつに任せるがその前にと
「お前、言葉わかる、か?」
俺はゴブリン的なやつに言うとゴブリンてきな魔物は
「オデ、コトバ、ワカル。イグニエ、サマ。アナタコトバ、ゼッタイ」
俺の言葉を絶対とはいい奴を寄越してくれるじゃないか。それじゃお言葉に甘えて。
「こいつらの首はねて。体はどうにでもしていい。後首は迷宮の入り口に捨てて他の魔物に襲わせないようにして。理解できたか?」
俺はゴブリン的なやつに聞くとゴブリン的なやつは
「コノニンゲン、クビ、ハネル。カラダハ、ドウシテモヨイ。クビハ、メイキュウ、イリグチ、ステル」
「おけーおーけ。グッジョブ」
俺はゴブリンに言って後を任せると俺の体はまた瞬時に最下層の部屋、イグニエの部屋へと戻される。
「ベストタイミングで戻してくれるじゃないか。イグニエ」
「それは妾が空気の読める女じゃからな。かっかっか」
イグニエは俺に言う。戻ってきた時思ったんだがクズ3人処理にそこまで時間はかかってないのにイグニエは黒い和服のようなものに着替えていた。俺の世界で言う花魁?みたいな人らがきている服だ。
「妾も魔王の娘。いつまでもあんな布切れ一枚ではおれんのでな。魔力が少し回復したので服したためた。どうじゃ?ムガよ」
「え?めちゃくちゃ似合ってるよ」
俺はストレートにイグニエの服の感想を言うとイグニエは正直に言われると思ってなかったのか照れていた。
「しっかし言葉のわかる魔物を寄越してくれたのには感謝するぞ。イグニエ」
「無論じゃ。ムガのことを思って妾はムガの言葉はわかるように最低限の言葉を覚えるよう迷宮のなかの魔物達に命じた。だからそのうちもっとはっきり覚えるじゃろうて。さて最後はムガの服装も改めねばな。その格好では仮の魔王として示しがつかん」
確かに俺の格好は片腕がなくて鎧も無くなったボロボロな服装だ。これで上に立つというのは確かにひどいな。
「妾が用意してやった装いじゃ。そら」
イグニエは俺を指差すと俺の服装は黒い服に黒いズボン、そして黒いマントを着せられた後、視界には問題ないくらいの顔の上部分を隠す仮面を手元に渡される。
「今のは簡単な魔法じゃ。妾達魔族にしか使えんがな。その手元に渡した仮面があれば人間からは魔族に見える認識阻害の魔法をあんだ仮面じゃ。それを作ったせいで妾はもう魔力はカラカラじゃ」
イグニエはやれやれといったかんじに俺に言った。