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プロローグ
あるところに頭が良く、武芸にもたけていて、とても美しい見目をした王子様がいました。
彼は小さい頃から、才能に溢れていて、人の心にも敏感でした。しかし、敏感であるが故に人を信じる心を失ってしまいました。
自分の権力や、容姿に群がって来る人たち。自分を顧みない父王。自分を王位継承者ににすることにしか興味のない母。そんな日々に疲れ切っていた時のことです。
彼の婚約が決まったのです。隣の大国の第二王女、サナ・プリンシラとの政略結婚でした。
サナ第二王女は、全く社交界に姿を現わさない深窓の令嬢として有名でした。
物語はそんな二人の顔合わせの日から始まります。
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