表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
二千年越しの平和  作者: 暗中模索
第1章
2/2

なんら変わりない日常

続きです!

空を見ていた。流れ行く雲を見つめつつ自分もあの雲のように自由になりたいと、そう思いながら。

…授業中に。

「おい!勇者!!何をボケっとしている!」

その声と共に飛んでくるチョークに俺は対応できず顔面でそれを受け止める。

「いてぇ!!!」

「いつもいつも全く…」

平田先生はいつものようにため息をつきながら授業を再開する。

二ヶ月前に高校の入学式が終わってからというもの特にイベントも起こらず、普通の日々をただただ過ごしていた。

勇者廻(ゆうしゃめぐり)です!家は徒歩五分!是非遊びに来てください!趣味は特にないです!あ、あと勇者の血を引き継いでます!」という普通(?)の自己紹介とともに高校生活が始まったわけだが…あ、言い忘れていたが俺は約二千年ほど前に魔王を撃退したと言われる勇者の一族の末裔であるらしい。そう亡き父に言われたのだ。真偽は不明である。


キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴る。

「今日の授業はここまで。最近近くで行方不明事件が多発しているからすぐに帰宅してもらう。

帰りの会とやらは無しだ。帰れ!」

そう平田先生は言い、俺たちはすぐに帰らされた。

最近近くで行方不明事件が多いらしい…物騒な世の中だ。

「そうだ、凛が帰って来る前にご飯作らないとな」

俺はポツリと呟き、近くのスーパーへと向かうのであった。

続きますよ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ