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時間の長さの体験

時間の長さの体験


胃の内視鏡検査の〜数分のことではあるが、咽るのを抑えて、冷や汗をタラタラ流し耐えた体験、2度も、


大腸検査の〜何度やっても下降結腸から先が通らず、苦しんだ体験、


病院生活の〜回復してきて、点滴に4時間を費やした、終わりを待つ長さ、点滴の雫が落ちていくのを眺めて待った、


手術後の〜痛みに耐え、夜を眠れず、夜が明けるのを待った時間、時計の針を何度見たことか、


手術後の転移なし迄の〜5年間、月一度の検査、何をしてても、再発するのではないかと、


養護施設での〜4年と9ケ月、毎日が日課で進行していく、一日の繰り返しの、永遠に続いて行くような、


コンベア仕事の〜同じ作業を一回1分、一日480回、それを300倍、4年間と考えた時、691200回、人生の意味の喪失感、英語の単語を覚えるためだと耐えた、

時間の長さの体験


胃の内視鏡検査の〜数分のことではあるが、咽るのを抑えて、冷や汗をタラタラ流し耐えた体験、2度も、


大腸検査の〜何度やっても下降結腸から先が通らず、苦しんだ体験、


病院生活の〜回復してきて、点滴に4時間を費やした、終わりを待つ長さ、点滴の雫が落ちていくのを眺めて待った、


手術後の〜痛みに耐え、夜を眠れず、夜が明けるのを待った時間、時計の針を何度見たことか、


手術後の転移なし迄の〜5年間、月一度の検査、何をしてても、再発するのではないかと、


養護施設での〜4年と9ケ月、毎日が日課で進行していく、一日の繰り返しの、永遠に続いて行くような、


コンベア仕事の〜同じ作業を一回1分、一日480回、それを300倍、4年間と考えた時、691200回、人生の意味の喪失感、英語の単語を覚えるためだと耐えた、




時間の短さの体験


入院中の1ケ月〜訪れた癌という体験に、思索を費やし、あっという間の時、


術後5年間の〜日々のダンピング、生還したことの興奮で、あっという間に過ぎ、


3.11以降の5年間〜ネットに明け暮れた、くたくたになるまで一日を費やした、濃密なあっという間の5年間、


癌生還28年〜極楽のように過ごした時は昨日のような、


日常の生活〜かつて、一日一つ何かすることで、過ごした日々、今あらゆることが以前のように可能となり、あっという間に終わる一日、


子育ての時間〜嘉樹が40歳になる、40年子育てをしてきたということだが、ついこの間のような、子供との時の記憶、


死んだ者との〜父が50年、母が10年、Oが、Yが、Hが、昨日のことの様に、


人の死への感情


太田の伯母さんの死


獄中の父に言われての見舞いだった、胃癌末期で、骨と皮となって、しかし、懐かしさと私への哀れみで一杯の伯母だった、死に逝く人との感情で対してはいなかった、弟の子供、苦労してきた甥っ子との、眼差しにあふれ、私は伯母に死は見なかった、やはり苦労し生きてきた、人間として誠実に生きた人であるとの、死への自然さがそこにはあった、


古井の伯父の死


父と相続問題で諍い、父の憎んだ、戦争体験を持つ、呉服屋の徒弟として屈辱を生きた、鬱屈した伯父であった、酒を喰らい、妻を叩き、祖父を嫌い、ただ黙々と野良仕事をしていた、

そんな伯父が死に、親戚一同が集まり、私は山の上の墓まで皆と担いで登ったのだった、その後の席で、私への相続問題が出、父が相続する分だった畑を私にとの話になり、私は父の敵討ちのように、それらの相続を継がねばと、伯母と争うこととなったのだった、父の死42歳、伯父の死50歳位だろう、兄弟の感情も殺す相続問題、今、私と妹にあり、相続が兄妹の感情を切断したのか、それ以前に切断の感情があったのか、相続問題がそれ迄の先天的な、兄妹という感情をいとも容易く切ってしまうのは、兄妹というものを血縁という前提で理想的、確定的に捉えていたがため、人と人として、自律、共感的に捉えていなかったため、

支配の感情〜兄であるという感情、

夫がいるということ〜従い、共有する価値観、

充分に知っているという先入観〜守った、世話したという独善の感情、

回復しても意味は失われ〜血縁という前提は否定され、

縁を切るという感情への〜無私、一体の共有感情からの決別、


年齢と共に人の死に対する感情が、死の尊厳から一般的なものへと変化、3.11以前はやはり感傷にしか過ぎなかったということ、リルケ的な死からカミュ的な死、そしてカフカ的、ドストエフスキー的、遂にはニィチェ的死へと、死を人の意思の一付属物へと、ソクラテスの死こそ、その証であり、人は死を支配しうる存在であることの、この死への感情と、3.11以降の世界との関係、新しき人とは、この支配しうる人でなければ、死を個ではなく、類としての、集合の死へと、ここに極楽、涅槃、天国とは違った、死が託されるものとして、類、種としてのものへと、

文化も、利害を超えて死すまでを楽しむものへと、美、価値などの必要もなく、ただ楽しむものへと、有正とアランがやったような、何かを定義することの、人と競うことの、何かを越えることのつまらなさ、


Oとの


死出の旅を共有したいと、私はOの死を冷静に捉えようとしてTELしていたのだが、Oにとって、自らの死は自らのもの、一人で耐えて、一人で味わうものとの、私に共感など許さず、私の死に干渉しないでくれとの、それでも冷静になれず、幾度も電話、電話には出ず、Oは一人で耐えているのだと、死ぬものと、生き残るものと、託されるもの、別れの挨拶、思い出など、共感は何も起こらず、消えるようにして、私からOは去っていった、多く、煙のように、私の前から去っていった、死とはそうしたもの、別れなど、死にいく者と、生き残る者との間にはないのだった、

人はすべからく死という、報い、罰を受けている、殺人をしてもしなくても、死という罰が、この罰こそが人間にとっての問題であるのだった、


過去から現在への連想


理科→ラジオ→ロケット→顕微鏡→望遠鏡→オーディオ

園芸→高野小父さん→万年青→風貴蘭

ファーブル昆虫記→啄木→リルケ→独歩→ブルトン→カミュ→マルセル→有正→タルコフスキー→タルベーラ→

実存主義→現代のエスプリ→リルケ→ロープシン→ドストエフスキー→癌→3.11→

自尊の感情、アウトサイダー、非俗〜父なるもの、慈愛の感情、誠実、現実的、〜母なるもの、

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