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未定

作者: 変態紳士

 どうしてこうなったのだろう。

 同じ環境で同じように育てられてきた僕と彼女なのに、僕は引き籠もりとなり、彼女はいわゆるリア充となった。

 いや、すまない。これはただの妬みだ。

問題なのは、そんなリア充の彼女に死が迫りつつあって、そんな彼女を必死に守ろうとしている僕がいることだ。

引き籠もりとしてただただ怠惰な日々を送っていた僕が必死に彼女を守ろうとしている。別に義理があるわけではない。どうしてこんなにも彼女を守ることに必死になっているのか、僕にもその理由がわからない。


 この話は死が迫りつつある彼女をなんとかして救おうと奔走する僕の短い物語である。


※注意:ここまで彼女彼女と言ってきたが、別に恋人ではない。ただの幼馴染だ。



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