出会い
期間相手申し訳ございませんでした。本日よりまた頑張ります!
―出会いー
うわっ。このタイプかぁ。。こういう時は頼れる歴戦の猛者か頭の狂った一緒にいるときは楽しいタイプの男と会うのが一番なんだけどなぁ。たぶん普通に見ても美人な頭の狂った人来ちゃったなぁ。僕は紳士だから困ってる人と女性には自分から話しかけろって小さいころから仕込まれてるからな。(そんなことはなかった)決して腕が痛くて相手から少しでも有用な情報を聞き出そうとしてるわけじゃないけどとりあえず行きますか。
「すみません。モンスターじゃないのでできれば攻撃しないでほしいんですけど、街の情報とか回復アイテムとかお持ちではないですか?」
お互いにいえることだが人型のモンスターが多い中、ゲーム開始当初で間違えてPKにあったらたまったもんじゃない。幸い攻撃もされずに会話にも応じてくれたのでただの頭のおかしい美女みたいでとりあえず助かった。
「すみません。私もフィールドスポーンでさまよってるんですよね。ごめんなさい。回復ならたぶんできると思います。。」
このゲームのいいところは身分証明が正確なために20歳以下は迷いこまないために社会常識が多少は身に着いたであろう人間にあたることだ。どうやら最低限の人間の言葉は話してくれる上に施しもくれようとしているので全力でお願いすることにしよう。人間関係のごたごたがなければ美女のほうがいいに決まっているからな。付き合う人間は選ぶべきだが、きっとみんな大人だしそりが合わなければ自然と離れていくだろうからとりあえず助け合う流れに持っていくことにしよう。
「たぶん、、がものすごく気になりますけど良ければお願いしてもいいですか?ぼくから提供できるものがなくて恐縮なんですけど。。」
「全然大丈夫ですよ!能力はいくらでも使えますしまだ誰もプレイヤーにあえてなかったので安心しました。」
このタイプの人はちやほやしてればとりあえず居心地のいいタイプの人ですね囲いが多そうなので街に着いたら速攻おさらばだろうけどこの場では女性の中では都合のいいタイプの人だろうから適当に持ち上げて引っ張るか。
「ぼくもお姉さんは第一村人だったので内心めちゃくちゃ安心してましたよ!」
雑談割愛
「ちなみにさえぎって悪いんですけどちょっと腕痛いので回復試してもらってもいいですか?」
「自分以外に初めてやるのでどれくらい効くかわからないんですけどとりあえずやってみますね。」
自分に使ったことあるならとりあえず安心できるけど治ってほしいなぁ。。なんて考えながら強めに治療個所を長めの尻尾でぶん殴られた。
思わず声が漏れるほどの激痛ではあったが鈍痛から衝撃の痛みに変わった。この場で間違いなく頭のおかしい人だということが確信できたが、話的に悪い人ではないようであった。
「普通って言葉はあんまり好きじゃないですけど普通事前に言いませんか?」
といったのが間違いであったことを後悔することになるかもしれないと思いながら言ってしまうとものすごいごめんと大丈夫の嵐に飲まれたが多少治ったのであきらめることにした。どうやらチャリのおじさんが車に乗った受付嬢で説明が丁寧だったこと以外は特に新たな収穫はなかったが頭が回るようでさまよっていたのではなく自分同様に直線で来たらしいのである程度の無駄足は避けることができるようで何よりだ。ちなみに彼女も我龍也という残念なスキルを持っているようでユニークキャラクターの確定スキルであることが分かった。まぁ龍人はクラウディよりも確実に有名だし村としてあってもおかしくないけどな。
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