ゲームを始めるのも楽じゃない
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第1章―ゲーム始めるのも楽じゃない―
某年11月10日、本日は晴天なり。この日本国において僕ほど落ち着きのない人物は数少ないであろう。遂に小説の中でしか生み出されない空想のものであったフルダイブ式のVRによるMMOが大手ゲーム会社より発売された。
ゲームタイトルはEveryday Life Online(ELO)と不安しかないようなタイトルではあるが、性能として問題がないVRMMOが出るなら何でもよいというのが正直なところである。なんといってもこのために僕は働いていたといっても過言ではないからである。実は本当のところ自分のやりたいこと以外すべてがめんどくさいだけなのだが、そこそこ優秀といわれる程度の大学を卒業してから、どこに就職してもVRMMOがまともな会社から発売されたときには辞めるつもり満々だった。とはいってもいつ発売されても手に入れることができて、発売後にゲームに没頭しても問題がない財力の確保とゲームがオワコンだった場合に同系統の会社に戻れることを条件にしていたら友人からスカウトされてゴリゴリの情報系の大学出身だったのにバー店員になっていた。
そんな理系バー店員には思ったよりも早く機会が訪れた。やっとこさ仕事に慣れてきたところで少々残念ではあったが、それなりに楽しく仕事をすることができながらもそこそこの貯金ができて満足していた。
もちろんそんな身体に影響がありそうなものが日本から発売されるわけもなくアメリカから全力で取り寄せたわけだがそんなことは在学中から予想できることであった。英語も余裕で対応とまではいかないまでも不自由はしない程度にはできるようにしてあるのでどや顔注文であったわけだが、何事もなかったかのように日本語対応してくるので肩透かしにあったのはどうでもいい話である。
というか、競争率もなく手に入ったので不安に駆られまくっていたのだがどうやらどこぞの大富豪どもが興味を示したようでハードの生産が爆発的に行われたようだ。何にしても僕が買えればどうでもいいのだ。どうせ友達と巻き込んでやるような友達もいないし過疎ってなければそれでいい。
世代的な問題でゲームは店頭で朝から並んで手に入れたいものなのだが、今回は海外からの輸入なので馴れないそわそわに待たされながらハードの到着を待った昨日にめんどくさいアカウント登録だのなんだのは済ませてある。なぜゲームをするのに晴天なりとかほざいて公園で上を向いているのかというと0時って言ったら0時だと思うやん?時差とか忘れるやん?ということで0時から寝だめしすぎて寝ることもできずに落ち着かないために寒空の中公園で空を見上げているのである。ということで遅くなったが、僕の名前は佐々木 悠斗という無個性の極みみたいな名前をしているが大学時代の成績は全くよくなかったが有名TPSでそこそこ有名であった。成績は全くよくなかったがギリギリでストレートに卒業しついこの間誕生日を迎えたので23歳のおじさんではあるがまだまだゲームのトッププレイヤーとしては活動できる程度には活動できると思っている。なんてことを考えるくらいには時間を持て余している現状であるのだが、早く時間よすぎてくれ。
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