ELO -Everyday Life Online-
某年11月10日、本日は晴天なり。この日本国において僕ほど落ち着きのない人物は数少ないであろう。遂に小説の中でしか生み出されない空想のものであったフルダイブ式のVRによるMMOが大手ゲーム会社より発売された。
ゲームタイトルはEveryday Life Online(ELO)と不安しかないようなタイトルではあるが、性能として問題がないVRMMOが出るなら何でもよいというのが正直なところである。なんといってもこのために僕は働いていたといっても過言ではないからである。実は本当のところ自分のやりたいこと以外すべてがめんどくさいだけなのだが、そこそこ優秀といわれる程度の大学を卒業してから、どこに就職してもVRMMOがまともな会社から発売されたときには辞めるつもり満々だった。とはいってもいつ発売されても手に入れることができて、発売後にゲームに没頭しても問題がない財力の確保とゲームがオワコンだった場合に同系統の会社に戻れることを条件にしていたら友人からスカウトされてゴリゴリの情報系の大学出身だったのにバー店員になっていた。
ゲームタイトルはEveryday Life Online(ELO)と不安しかないようなタイトルではあるが、性能として問題がないVRMMOが出るなら何でもよいというのが正直なところである。なんといってもこのために僕は働いていたといっても過言ではないからである。実は本当のところ自分のやりたいこと以外すべてがめんどくさいだけなのだが、そこそこ優秀といわれる程度の大学を卒業してから、どこに就職してもVRMMOがまともな会社から発売されたときには辞めるつもり満々だった。とはいってもいつ発売されても手に入れることができて、発売後にゲームに没頭しても問題がない財力の確保とゲームがオワコンだった場合に同系統の会社に戻れることを条件にしていたら友人からスカウトされてゴリゴリの情報系の大学出身だったのにバー店員になっていた。