前へ目次 6/6 第6話 まともにもどってください 僕の幼なじみはずっとおかしいままだ。 いい加減まともに戻ってほしいのだが、そういうわけにはいかないのだろうか。 「木刀なんておいて、勉強しませんか? それか、普通に別の事しませんか?」 「私は勇者様みたいに、恰好よくなって、強くなるんだから」 いからないらしい。 今日も熱心に木刀を振り回す彼女を見てため息をつく。 僕一人ではこのお嬢様は手に余る。 今からでもいいから、せめて誰かもう一人くらい、まともな幼なじみ増えないかな。