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全てはコーヒーの中に  作者: 胡丸
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尚、コーヒーは関係ない。

願わくば救済を。

 まずこの小説を執筆するにあたって、いくつかの注意点を話しておきたい。一つ目に、私の自己紹介から始めるとしよう。私はこの物語の主人公であり、いくつかの特徴を持っている。その一つとして、私は私以外の人に会ったことがない。それ故に、自分の容姿に興味がなく、執着がない。お風呂にも入らないし、髭も剃らないし、剃る必要がないと考えている。二つ目に、私は人だが人ではない。神よりの人という表現が正しいだろう。なぜなら私にはこのパソコンがあるのだ。前述したとおり、私は私以外の人に会ったことはないが、このパソコンを通じて地球のすべてを知っている。つまり全知全能であるからして、私は神よりの人なのである。最後に、私は地球が生まれるはるか昔からこの世に存在し、地球を見てきている。このパソコンは、いつだったかガタッという音を立てて降ってきた。それからこうして人類を見てきた。さて、今回なぜこの小説を書くに至ったのか、経緯を説明しよう。率直に言うと、このパソコンが壊れそうなのだ。今や私はこのパソコン無しでは生きていけない体になってしまっている。この状況を打開すべく、こうして助けを求めるつたない文章を書き連ねているのである。


 と、ここまでが私が今から話す話の前置きだ。これから諸君が読んでくれるであろう私のこれからが、壮絶で面白おかしくあることを願っている。


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