表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
源平無き戦国時代  作者: ブルータス
プロローグ
1/14

歴史

五百年前、当時の天皇 後白河(ごしらかわ)は摂関政治による負の連鎖を止め、藤原氏の力を()ぎ、各地に散らすことに成功した。


四百年前、紀伊の大名 藤原(ふじわらの)道長(みちなが)は藤原氏を束ねて上洛し、天皇の分家 橘氏(たちばなし)を都から遠ざけ、関白となった後に藤原幕府(ふじわらばくふ)を誕生させた。


二百五十年前、越後の大名 (たちばな)尊治(たかはる)は橘氏を束ね、各国の藤原氏を牽制し、藤原幕府を滅ぼした後に後醍醐(ごだいご)天皇(てんのう)となり、天皇中心の政治を復活させた。


七十年前、天皇の権威が落ち、藤原・橘氏の戦国大名が自らが殿上人、天下人になるべく動き出した。






越後国岩船郡五万石の奥州橘氏の小大名 天堂時(てんどうじ)義重(よししげ)の子、龍之介(八歳)は歴史を習い、ある事を思った。


「なんで源氏も平氏もいねえんだよぉぉおおおぉおお」

「若がご乱心じゃーーーーッッ!!!」


その日、天堂時城はいつにも増して賑やかだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ