学校をサボっちゃった人の話
学校をサボってみた。理由は簡単なものだ。休みが短く感じたからもうちょっと休みたかっただけだ。社会に不満があるとかではない。
もちろん学校には、熱があるので休みますと連絡を入れた。自分は一度も学校を休んだことの無い優等生であるので、先生は「大丈夫か?」と心配までしてくれた。その事に関しては、多少罪悪感があるが、後の祭りである。
さて、サボったといっても、特にやることはない。
テレビを見てみようか。この時間に家にいることはまず無い。どんなテレビがかかっているのか、気になった。
なんてことはない。ただの釣り番組がかかっていた。平日も休日となんらかわらないのか。少しショックだった。
音楽をボリューム全開でかけてみることにした。普段は隣の部屋の住人に壁ドンされるが、平日に家にいるなんてことはないだろう。
お気に入りのロックバンドのCDを聞いていると、隣の住人に壁ドンされた。まさか、隣の人は引きこもりなのだろうか。ショックだった。
家にいてもやることがないとわかったので、ゲーセンにでも行くことにした。
パーカーを羽織って近所の商店街まで来た。どうせ、知り合いはみな学校にいっているだろう。平日だと言うのにやけに人が多かった。
ゲーセンでメダルゲームをしていると、ふと、知り合いの姿が目に映った。彼は、中学を卒業し、それ以来あっていなかったが、そこそこ仲がよかった。彼も学校をサボったのだろうか。
僕は思いきって聞いてみた。「君も学校をサボったのかい?」と。
彼の返答はこうだった。
今日、日曜日だぜ?




