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第五話「人里1」

ちょっと遅れてしまいました。

多分後半がぐだぐだです。

それではどうぞ^^

 少し薄暗いが朝だと感じた私は、寝ぼけ眼のまま部屋を出る。

そして、そのまま洗面所に向かい顔を洗う。

ついでに寝癖も一緒に直す。


「ふぁ~、さて今日は妖夢さんと一緒に人里へ行くんでしたね。でもその前に庭に行って鍛錬しに行きましょう」


 私は部屋に戻り、二本あるうちの片刃剣の方を持ち庭に出る。

どうやら先客がいたようで、その人に声をかけられる。

妖夢さんだった。


「あっ、おはようございますアルトさん。もしかして修行ですか?」


「はい、そうです。妖夢さんもですか?」


「ええ、基本毎日やっています。もしよければ一緒にやりませんか?」


「そうですね、そうさせてもらいます。一緒にやった方が楽しいですからね」


 そういって二人は素振りを始める。

しばらく私は剣を振っているが、妖夢さんの一振り一振りが私より鋭く見える。

妖夢さんは凄腕の剣の持ち主なのだろう。

聞いたところ、今はいないが師匠に剣術を教えてもらっていたそうだ。

 私もある程度の剣術ならできるが、ほとんど自己流で後は姉さんに教えてもらっていたりした。

魔法も一緒に覚えていたし、大変だったがいい思い出である。

十分ぐらい経つと妖夢さんがこんな提案を持ちかける。


「アルトさん、もしよければ軽く模擬戦をやってみませんか?」


 模擬戦を持ち掛けてきた。

断る理由がないがあまり自信がない。

 でも、これを機会に新たな弱点とかを発見しようと思う。

それに妖夢さんの剣術も見てみたいと思っているから。


「分かりました。いきなりですけど早速始ましょうか」


「はい。よろしくお願いします」


「こちらこそよろしくお願いいたします」


 ある程度近い距離に立ち、お互い礼をする。

そして互いに間合いを取り構える。

妖夢さんは二本の刀があるうちの長い方を構える。

私も剣を構える。

 互いに見合い私は息をのむ。

出方を見ながら少しずつ動いていく。

そして私は妖夢さんに向かって飛び出していく。


「……はぁーーーー!!」


「!!」


 妖夢さんも反応し、刀と剣がぶつかり火花が散る。

そのままつばぜり合いになる。


「っ!!(男の力でも押しきれない!やっぱり相当な腕の持ち主のようですね。一旦間合いをとりましょうか。)……せい!!」


 私は剣を引きバックステップで間合いを取る。

妖夢さんは私が剣を引いたことによって少しバランスを崩すが、すぐに立て直す。

 さて、次はどう攻めるか。

そう考えたとき妖夢さんがこちらに向かってきた。


「っ!よっと!」


どうにか紙一重でかわすが、


「まだまだ!!」


 そのまま素早い斬撃連続で繰り出され、当たりそうな時は剣でガードしそれ以外は体でよける。

しばらく私は防戦一方になる。


「(瞬発力もあるし、隙もあまりない。ここはチャンスが来るまで耐えるしかないですね)」


そうすると妖夢さんが一枚の紙を出す。


「(……?何をする気でしょうか?)」


そしてこう叫ぶ。


「スペルカード!人符『現世斬』!!」


 スペルカード?……あぁ、昨日言ってた……って!!

しまった!これやる前に聞けばよかったと後悔した。

そしていつの間にか懐に妖夢さんがいた。


「危な!!」


どうにかぎりぎりでガードに間に合うが、手がしびれた。


「(っーーーー!!威力もやばいですし、さっきよりも早い。どうしたものか……試しにあれを使ってみましょう。私がスペルカード持ってないこと多分忘れているでしょうし。)」


魔法はさすがにあれなので、剣技で攻める。


「次はこっちから行きますよ。十字の剣閃!クロス・レイド!」


 この技は相手が瞬く間に高速で二回切りつける技。

多分防がれるかもしれないが、それでも攻撃の緩めさせるためにはこちらも反撃しなければならないと思う。


「っ!早い!!でもこれなら……」


「ならばもう一度!」


 もう一回やるが防がれる。

そこからさらに連続で剣を振るう。

どうにか妖夢さん攻撃の手を止めることが出来た。

そしてまたお互いに距離を取る。


「やりますね。けど、スペルカードって持ってないんでしたね、すみませんでした」


「いえ大丈夫ですよ。後でいろいろと教えてもらいますので」


「分かりました。……ちょっと時間もないですし最後の一撃は力比べにしませんか?」


「いいでしょう、受けて立ちます」


 そして私は集中する。妖夢さんも集中する。

お互いににらみ合う。

しばらくじっと動かず風が髪をなびかせる。

 そして互いに剣に力を込め、一歩踏み出し突進する。

互いの剣が光出し叫ぶ。


「これで決めます!スペルカード!断迷剣『迷津慈航斬』!!」


「聖なる光より生まれし剣!クラウソラス!!」


 そして緑光る刀と黄色く光る剣がぶつかりしばらくつばぜり合いした後、お互いに弾き飛ばされる。

弾かれた剣と刀が宙を舞い、地面に刺さる。


「……どうやら引き分けのようですね」


「そうですね。でもいい訓練になりました」


「こちらこそいい訓練になりました」


 お互い地面に刺さった得物を拾いに行き、距離を詰めて礼をする。

ちょうど朝日も昇ったころである。


「さて、修行も終わりましたし私は朝食を作りに行ってきます」


 妖夢さんは修行を終えた後は、朝食を作りに行くらしい。

しかし昨日見たが、あの量は一人では大変そうなので、


「もしよろしければ私も手伝いましょうか?」


「いいのですか?」


「料理ならある程度作れますし、二人でやれば早く終わると思うのですが?」


「そうですか。ではお願いします」


こうして鍛錬が終わり、妖夢さんと共に朝食を作りに行く。





 朝食が作り終わった後、私は料理を今に運び妖夢さんは幽々子さんを起こしに行く。

しかし毎日この量を作っているとなると神経がとても擦り切れそうである。

妖夢さんは平気なのだろうか?

その辺も含めてこの世界でまだ知らないことを知ろう。

たくさんの量の料理を運び終えて、三人同時に、


「「「いただきます」」」


と言った。

 幽々子さんの食べるペースがとても早く、何回も白米をお代わりするが妖夢さんは難なく対応する。

どうやらもう慣れているようだ。

私には到底できそうにもない。

食事中だが思いついたことがあったので、私はこう話題を振る。


「そういえば昨日幽々子さんが言っていた事なんですけど、詳しく教えてもらえませんか?」


「昨日?……あぁ、スペルカードとかの事かしら?」


「ええ。あれはどんなふうに使うんですか?」


妖夢さんが説明する。


「私がさっき使ったように技を宣言して発動するんです。本来は弾幕ごっこに使うものですが」


 弾幕ごっこ……この幻想郷では決闘の主流なのだろうか。

しばらく妖夢さんの説明を聞いていた。

 途中で幽々子さんがお代わりを要求していたが。

何杯食べるのだろうか。


「……とこんな感じです」


 大体のイメージはできた。

弾幕ごっこは力の差があってもスペルカードを用いることによってある程度平等に戦えるということ。

また同時に美しさなども競うという。

私がいた世界とは大分違うようだ。




 こんな調子で話をしながら朝食を食べ終える。


「「「ごちそうさまでした」」」


 そのまま妖夢さんと私は食器を片づける。

片づけた後再び居間に集まり幽々子さんが今日の予定などを言う。


「今日は妖夢はアルトさんと人里で買い物と観光ね。アルトさんは探し物はどうするの?」


「あまり騒がれたくありませんし、なるべく自分で探そうと思うのでできれば秘密でお願いします。もし他の人にばれそうであれば私から話します。」


「分かったわ。じゃあ妖夢、頼んだわよ」


「はい、幽々子様。行ってまいります」


「では幽々子さん、行ってきます」


「は~い、二人とも気をつけてね」


居間を出て、妖夢さんになにか準備した方がいいか聞くと、


「そうですね、念のため武器があれば持っていくといいかもしれませんね。人里に行く途中で妖怪が出るかもしれませんので」


「分かりました。妖夢さんは玄関で待っててもらえませんか?」


「はい分かりました。なるべく早くお願いしますね」


 そういって私がここにいる間、しばらく借りる部屋に行く。

中に入り机に置いてある魔導書を腰のホルダーにしまい、壁に立てかけてある二本の剣を左腰に携行する。

持っていくものを確認した後、玄関に急ぐ。


「用意できましたか?」


「はい、では案内よろしくお願いします」


「では付いてきてください」


 私は妖夢さんの後ろについていき玄関を出る。

しばらく歩くと階段の始まりがあるところに付き、妖夢さんが訪ねてくる。


「そう言えばアルトさんは空を飛べますか?」


「一応魔法を使えば。幻想郷では基本的に飛ぶのが移動手段でしたっけ?」


「一応歩きも使いますが、飛ぶ方が楽ですから。では行きましょうか」


 私は風を纏い、妖夢さんに続く。

しばらく飛んで言うと緑が見える。


「今ちょうど地上に降りましたね。このまま人里の近くに行きますね」


 しかし自然が豊かである。

空気もとてもおいしい。

この空から見る景色は最高だと思った。

そう思っていると声が聞こえる。


「……?どこからでしょうか?」


 私は飛ぶのをやめ滞空する。

どうやら森から聞こえるようだ。

私は能力を使って元をたどる。


「どうしましたか?」


「いや、森から声が聞こえたんですけど……そこかですかね」


 そこに一人の子供がいた。

道にでも迷ったのか。

私はその子供の近くにおり妖夢さんも続けて降りる。


「どうかしましたか?」


 子供は泣いていた。女の子ようだ。

何かあったのだろうか。


「……ぐすん。友達と遊んでたら里を出ちゃって迷子になっちゃったの。そしたら妖怪がいたから隠れてたの」


 泣きながらだが話してくれた。

しかし妖怪がいるとなると面倒である。


「そうですか……妖夢さんどうしますか?」


「そうですね、どうしましょうか」


「君、高い所は大丈夫?」


 女の子は首を横に振る。

どうやら歩きで行かなければならないようだ。


「妖夢さん、仕方ありませんが歩いて行くしかなさそうですね」


「そのようですね。とりあえず行きましょうか」


 私が前に行きその後ろに女の子を、その後ろに妖夢さんが入る。

妖怪が出ないことを祈るが五分歩くと、


「ぐぉおおおおお!!」


 ……出会ってしまった。

けたたましい声と共に、こちらに襲いかかる。

私は女の子を抱え攻撃をよける。

 妖怪はどうやら一匹である。

多分、妖力を感じるがあまり大したことはなさそうだ。

一応能力を使い聖竜様に他にいないか調べてもらう。


「これが妖怪ですか……妖夢さんどうしますか?」


「退治するしかないですね。私が前に出ますので、援護とその子の保護をお願いします」


「分かりました」


 妖夢さんは妖怪に攻撃を仕掛ける。

私は念のため魔力を込める。

妖夢さんが敵の攻撃をかわしながら的確に切りつける。

技は次々と決まっている。

しかし、妖怪の方もしぶといようでなかなか倒れない。


「しぶといですね……いい加減に倒れなさい!」


 結構タフなのか動きがあまり鈍っていない。

けど、妖夢さんには妖怪からの攻撃は受けてない。

だが、こちらには非力な子供が一人いるのであまり時間をかけるわけにはいかず、魔力を一気に溜める。

そして魔力が溜まり、


「妖夢さん離れてください!魔法で援護します!」


「分かりました。……せい!」


 足を切りつけ動きを止め、妖夢さんは私の近くにまで下がる。

魔法のものだけでもと思ったが、時間がなかったためスペルカード化していないが今は関係ない。


「ごめんね。ちょっと目を瞑っていてね」


 そう女の子に言い、女の子は素直に目を瞑る。

そして魔法を宣言する。


「荒れ狂う竜の咆哮!ドラゴン・サイクロン!!」


 妖怪の足元に魔法陣が発生し、妖怪を竜巻で滅多切りにする。

一応威力は抑えているが、倒すには十分だろう。

竜巻がやむと妖怪は悲鳴をあげて倒れる。

 妖夢さんは多少驚いているが、すぐに女の子に目を開けるように言った。

他にいないか聖竜様にテレパシーのようなもので聞くと、どうやらいないようだ。


「どうやら他にはいないようです。とりあえず早く行きましょうか」


「そうですね。しかしすごい魔法ですね」


「これでも抑えた方ですよ。ここ森ですからあまり威力高いと吹っ飛びそうですし」


「そうなんですか。でも、アルトさんすごいですね」


「ありがとうございます。では、急ぎましょうか」


 しばらく歩くと人里に着いた。

白玉楼を出たのが十時ぐらいなので、多分十時半ぐらいだと思う。

どこか私の村に似ているような気がしたが賑やかさではこちらの方が上だろう。

 人里に入るとこちらに気がついて子供たちが駆け寄ってきて、その中には青いワンピースの人も子供たちの後ろから歩いてくる。


「慧音せんせー、居なくなってた子が二人の人が見つけてくれたみたいだよー」


「むっ、そうか。……おや、冥界の庭師じゃないか?お前が助けてくれたのか?」


「いえ、この人にも協力してもらいました」


私の顔をじっと見つめこう言う。


「見かけない顔だが、もしや外の世界から来たのか?」


「はい。アルト・グルニカと言います。アルトと呼んで構いません」


「そうか、アルトと言うのか。子供を助けてくれたのは礼を言う。私は上白沢慧音だ。この人里で寺子屋を開いている」


「寺子屋?たしか、勉学をする場所でしたね」


「ああ、その通りだ。それで今日は妖夢と一緒に何しに来たんだ?」


「私の観光と買い物です。しかし、今日はずいぶん賑わっていますけど?」


「今日は寺子屋も休みで、子供たちが朝から遊んでいるんだ。一人里の外に出てしまって私が行こうとしたら、ちょうどあなたたち二人が来たというわけだ」


「そうでしたか。では、そろそろ行かなくてはいけませんので」


「そうか。もしよければ私も付いていこうか?」


「えーと、妖夢さんどうします?」


「私より慧音さんの方がここの事が詳しいですから、ついてきてもらった方がいいかもしれません」


「慧音さん、お願いできますか?」


「ああ、分かった。……お前たち、くれぐれも里の外には出ないようにな」


「「「「はーい」」」」


慧音さんが子供たちに注意して、そのまま子供達は走っていった。


「では妖夢さん、慧音さん行きましょうか」


こうして三人の人里巡りが始まる。

戦闘描写は難しい。

誰か文才を分けてくだはい。


感想ともありましたらよろしくお願いします。

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