表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/13

第二話「白玉楼1」

とりあえず白玉楼です。

妖夢達のキャラはこんな感じで大丈夫かな?

主人公は男です^p^

 白玉楼


「……それでこの人間がいた訳と」


「はい。私も何があったのか分かりませんがいつの間にか居ました」


「う~ん、紫が連れてこさせたってのもあるかもしれないけどとりあえず本人に聞くのが一番ね。とりあえずここは私が見ておくから、妖夢は朝食の準備お願いね」


「はい、幽々子様。出来次第お呼びいたします」


そう言って妖夢は出ていく。


「丸一日寝ているけど冥界に人間ねぇ~。この様子だと何かに追われていたのかのかしらねぇ~。でも何故ここにかしら?」


 幽々子もいろいろ疑問があるようだが、とりあえずこの男であろう分からない人間を見ていることにした。この人間の容姿は長い白い髪で身長は妖夢より高いが、自分とあまり変わらないかもしれない。


「そういえばこの本はなにかしらね~?」


幽々子はある一冊の本を手に取る。今寝ている人間が持っていたものだ。


「え~と……?分からないわ」


なにやら文字が書きこんでいるようだが、魔術の類なのかまったく読めなかった。


「それにしてもこの羽根の生えた生き物はなにかしら?ずっと寝ているようだけど」


 一目見ただけだとトカゲ?に羽根の生えた小さい生き物であると幽々子は思った。

妖夢が部屋に運んだ際何かが落ちたと思ったらこの生き物がいたと騒いでいた。

そのあとで、


「でもかわいいですよね」


っと言っていた。

確かにかわいいと私も思った。


しばらくすると、


「幽々子様ーできましたよー」


「はぁい、今行くわ」


妖夢に呼ばれて眠っている人間の部屋を後にした。




「……行きましたか」


そういって今まで眠っていた人間は目を覚ます。

しかしここはどこだろうとあたりを見渡すと、


「聖竜様は無事。おじい様からもらった本も無事。剣も二本とも無事。ここの住民らしき人も今は別の部屋」


 机の上に置いてあるものを見つけ手に取る。

小さな生き物をベルトに付けた袋に顔を出すように入れ、鞘に入っている二つの剣を手に取り、本を腰あるホルダーのようなもにしまいこっそり部屋を出る。


「(介護してくれたのは感謝しますが、私にはやることがあります。お礼はまたここを訪れた時にします)」


そう思って部屋を出るが、


「ん?なんですかこの白い物体は?それに桜の木ですかね。一つだけ何故か枯れていますが」


部屋を出るとなにやら白い物体が浮いていたり、桜が舞っていたり、庭が綺麗だと人間―――アルトは思った。


「おっと、見とれている場合じゃありませんでした。早く出ないと」


そう思った矢先、


「あっ、起きたんですね。大丈夫でしたか?」


緑を主体としたベストとスカート、白いインナーを着た女の人に話しかけられた。


「ええ、なんとか。あなたが助けてくれたのですか?」


逃げらなかった。

とりあえずこの人と話をしよう。


「はい。突然光ったかと思ったらあなたが庭で倒れていたのです」


「そうですか。……失礼ですが名前は何と言いますか?私はアルト・グルニカ、アルトと呼んで構いません」


「アルトさんですね。私は魂魄妖夢と言います。妖夢と呼んでください」


とりあえずここがどこなのか聞くことにした。


「妖夢さんですね。ところで……」


「妖夢~。まだ戻って来ないの~。」


別の部屋から声が聞こえた。その人もどうやら女性らしい。


「すみません幽々子様~。様子を見に行ったら寝ていた人が起きていました~」


「あらそうなの~。その人も一緒に来てもらえる~」


「分かりました~。……ってなわけで一緒に来てもらえますか?今ちょうど朝食を食べているのですが、アルトさんもどうですか?」


「はい、お願いします」


「では付いてきてください」


そう言って私は妖夢さんに付いて行った。

感想などお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ