転生しちゃいました
(俺は天才だった。
小さいことから音楽を学び、様々なコンテストに出場し入賞してきた。
歌以外は何にもできないといってもいい。
頭はよくないし不器用だ。
だが、歌でなら誰にも負ける気はしなかった。
そんな歌だけの俺は十二の時に地獄に落ちた。
喉頭がんが発見された。医者から聞いた話によると発症率は10万人に3人だというそれも、60歳以上が発病のピークで10代での発病はめったにないことだという。このがんは手術で取り除かないと死ぬらしい。その代わりに声を発することができなくなるという重大な欠点があった。
声は歌手にとっての命だ。それをなくすということは歌手という自分が死ぬということに変わりはない
人生を取るか残り少ない時間を''歌手として''生きるかを選ぶことになった。
俺はよくわからなかった。この状況が理解できなかった。
医者に言われるがまま、俺は手術を行った。医者の価値観では命以上に大切なものはないのだろうが歌しか取り柄のない俺から言わせてもらうと声以上に大切なものはなかったと思う。
当時の俺は医者が死神に見えたであろう。
手術が終わると声が出ないことが真っ先に分かった。
それからの人生はとてもつらかった。声を失った僕は歌手としての周りからの評価を受けなくなり仲の良かった友達も話しかけてくれなくなった。それどころか異物を見るような目で俺を見てきた。
両親の変わりようは特にすごかった。価値のなくなった俺に対する待遇は冷たく、暴力も振るわれた。俺はそれに驚きもしなかった。自分でも自分に価値のないことが分かってしまっているからだ。
数か月後、俺は死んだ。
何者かはわからないが俺は町を歩いているときに背後から刺された。
刃は心臓を一突き、犯人の顔を見ることもできずにこと切れた...)
っていうのが前世の''私''の話で~す。
なんで話せてるのかって?誰かに刺された後、私はなぜか目を覚ました。
目を覚ました後私は近くにある鏡で自分の姿を見たら、女の子の赤ん坊に転生しちゃってました^^
前世では男だったので女の子はどんな感じなのかな
私、すごく気になります!
って言ってる場合かぁぁぁ!
5年後・・・
私は転生したこの世界を知ることから始めた。この世界は地球だと判明した。私が死んだ数年後だと思われる。精神年齢で言うと18歳くらいの私は思ったより理解するのが簡単だった。今世では一番有名な歌手になって、弟子とかもとったりして前世ではできなかったことをやりつくす!