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《一隻眼》とその真価(チートだ!)

毎度のハカタです。

遅れてすみません。


 どう考えてもオルトリアちゃんのステータスが低かったので、修正しておきました。あ、でも正直ステータスの数値は適当なので、総合評価を参考にして頂けると幸いです(総合評価にも落とし穴がありますが)。

 ちゃん付けしたけど男です。

 ついでに炎撃魔術も追加しときました。

 そう言えば、オルトリアの状態に『絶対隷属』を追加しました。(華=故涼)は主人の名前です

 暇潰しとは言うが、要するに精神の療養である。いや、別に病んでいるわけではない。別の言い方をすれば、口直しか?

 つまり、戦場を見て磨り減った精神を、休める目的があったということだ。



 ・・・のはずなのだが、調子に乗ってウェブリー・マークⅣやスーパーブラックホークと言った、中折れ式(トップブレイク)固定式(ソリッドフレーム)の銃まで作ってしまった。更にはうろ覚えながらにマシンガンまで作ってしまう始末。まあ、サーテイさんの格好良さには敵わない。出直して来な。

 因みに、空中で弾丸を止めるのに、《天空魔術》を使うと上手くいくことが分かった。


 銃を撃つ練習とか、スーパーブラックホークで速射とかまでして、戦時中だというのに呑気なものだった。


 反省はしていない。




 まあ、色々置いといて、あれこれやっていたら、最初に武器を作った日から1週間程経っていた。暇潰し程度にはなったということだろう。

 まだ銃の扱いをマスターした訳じゃないが、最初よりは上手くなってるだろう。と言うか、そもそも反動や熱は魔法で殺してるから、地球で銃を扱うよりよっぽど簡単なんだが。・・・《炎撃魔術》の『爆炎』以上の爆発系魔術組み込んだら肩まで吹っ飛んだのは良い思い出だ。イースが居なけりゃ死んでただろう。あの時ほどイースに感謝した日は・・・無論結構ある。

 無い胸張って「マスターのご褒美のためなら」とか言わなきゃ、最高に格好良い回復術だったのに。《水帝の溢水(ヴァッテンフリュダ)》の回復はマジで神。いやだって神様だもん、イース。


 それはともかく、この世界に来て初めて死の危機に瀕したけど、まさか自分のミスでやるとは思わなかった。あの日から、《シールド》は日常的にどこに居ようとも寝ているときでも発動している。例外は3人との触れ合いのときか。


 と言うか、良く考えたら俺ってこの世界来てからほぼ怪我してないんだよな・・・。痛みに慣れてないと、後々辛いかもしれないけど、痛みで済む様な相手なら瞬殺だし、痛みで済まなかったら死ぬんだよなあ。

 その内考えよう。常時《シールド》が破られるほどの敵、この世に存在して良い筈がないし。ほぼ無限ともいえる魔力を費やした一品だ。そう簡単に突破されても困る。精神系とかその他の対策もしてるし。




 そう言うどうでも良い話をしたいんじゃなくてだな・・・。




 戦争実況再開と行こう。帝国の精霊軍及び、ゴーレム軍、それから普通の軍が、かなりの街を攻め落としたかと思えばそうではない。魔人の参戦により、帝国も苦戦を強いられているのだ。あ、因みにここまでの情報は、戦場を見たとかじゃなくて、各地の騎士団とか貴族とかの報告書・・・を見ている王様を覗き見してただけだ。バレなきゃ処刑じゃないんですよ。


 未だに、戦場を直接見るのにはちょっと忌避感があった。思うのだが、戦争の悲惨さって、同時に大量の惨たらしさを見せ付けられる点にあるんじゃないだろうか。いや、別にそういう学者様(笑)とかじゃなくて、個人的にどうして忌避感を持ってるのか気になっただけだ。魔物とか盗賊とか大丈夫だったから特に。


 要らん考察はともかく、暇だし、戦場を見るだけでなく、行く機会も出てくるかもしれないので、とりあえず慣れておくのは必要だろうと結論を出し、寄り道しながらも戦場を観察し始める。

 イースは俺に添い寝中である。つぶらな瞳で見てくる幼女はとても犯罪臭がする。777歳だけども。

 ついでに、クーとブラウニーも寝ている。ベッドが広いのが吉と出たのか凶と出たのか。イロンは俺の部屋に居るけど、俺の作った鉄の装飾と戯れているだけだ。体はマジでリンゴ2個分ぐらい?


 そんなハーレムっぽい・・・というか実際ハーレムなほのぼの日常な風景とは打って変って、戦場では悲惨に死体が積み上げられていく。



 ”視”える者達と言うのは、どれ程居るのだろうかと言うのを気にしたことは無かった。精霊など、特殊なものが視える者達はそう多くない様だ。


 ただ、魔術と言うのは日々進化するものである。見えないものを見ようとする。特に、戦時中などは飛躍的に進歩する。今まで学者内での『趣味』でしかなかった理論が、学者も真っ青の『兵器』を生み出したりする。


 今回のはそこまででも無いが・・・。


 ――妖眼


それを使用した魔術師の目が赤く光ったことに由来する名前である。これを使うと、精霊を見ることも可能であるとされていた。


 それを聞いた現代の勇者達、つまりリンテル国に居る5人の勇者の一人がメガネにその機能を付ければ良いんじゃないかと提言し、ソレは、製作される。


 ――アニマ・スコープ


今見ている戦場は気味が悪い事に暗視スコープの様に、スコープ部分だけ地球で言う現代的な装備であり、違和感が半端ではない。


 ところで、イースがメリアとかいう神精霊が動くといっていたが、今のところ、その気配は見られない。まあ、遠くに居るかも知れんし。


 この戦場から得られる物は何も無さそうだ。精霊自体は数で攻めているだけで、見えてるなら脅威と言うほどでも無いし。


 ゴーレム軍も似たようなものだ。芸が無い。リンテル国側の勇者のスキル使いは上手いと思うが、それだけだ。


 《スキルコピー》するほどのスキルが無いと言うのが本音だ。


 いや、だって俺戦闘っぽい戦闘する気無いし。遊びでサーテイさん無双はしようと思うけど、それ以外は《無詠唱化》の多重展開で一発K.O.じゃん?

 ま、考えれば考えるほど真面目に戦闘する気が起きなくなるから止めよう。やろうと思えば、ここから一瞬で戦争を終わらせられるし・・・。あ、但し生存者(ゼロ)な。手加減とか良く分からん。


 下手したら帝国まで吹っ飛びますが何か?


 もう、こうなったら帝国の偵察でもしとこうかな・・・。何か帝国は潰しそうな気がするし。絶対どっかで邪魔になるからなあ。リンテルが負けたらこの屋敷がどうなるかも分からんし。

 せっかく手に入れた安住の屋敷。易々と手放す訳にはいかない。・・・いや、国一つ敵に回すほどのものではないわな。

 後はクーとブラウニーの問題があるけど・・・。


 何故いつも話しが逸れるんだろうか。


 何者かの陰謀が働いているに違い無いっ!・・・冗談は置いておいて、戦場を移す。


 そこで俺は6人目の勇者を見ることになった。


 健常者じゃない気がする。隷属の首輪を付けられているからの精神状態でも無さそうだ。


「ふへへ。ゲヒヒ。ギャハッ! アハッハハハハハハ!」


多分、これアレですわ。人を殺す事に悦楽を覚えるタイプの人ですわ。・・・薬キメてないでこれは不味い。

 いや、別にそういう人も居て良いと思うよ、うん。思想の自由万歳。え?実行したらダメっしょ。ま、この世界だからいっか。




名前 :オルトリア=アマイモン=ドクセイ

種族 :大欲神(強欲(グリード))・勇者

年齢 :16♂

称号 :虐殺王

言語 :ホントル語、プレゼピオ語、アイティル語、ッフル語

状態 :異常(精神崩壊、ステータス倍化)・絶対隷属(華=故涼)

レベル:Max(100)

特性 :魔眼

HP :1億

MP :7,000万

力  :2億

防御 :10万

賢さ :800万

業力 ;120

素早さ:998

命中 :666


総合評価S+


真なる強欲(アマイモン)LvMax(0)

狂気の恩賞LvMax(0)

SP自動振Max(0)

勇者LvMax(1)

魔王LvMax(1)

経験値上昇Lv10


火魔法Lv93

水魔法Lv88

地魔法Lv84

風魔法Lv90

雷撃魔術Lv98

炎撃魔術LvMax(100)

氷撃魔術Lv76

召喚魔術Lv90


剣術LvMax(100)

槍術Lv77

杖術Lv23

体術Lv70


隷属Lv90

隠密Lv80

隠蔽Lv95

人物鑑定Lv80

魔物鑑定Lv53

植物鑑定Lv5


ラストメイルLv23

腐食化Lv5

廃塵の盾Lv50

暴走Lv10

自己崩壊Lv40


第一言語:ホントル語

以下略



真なる強欲(アマイモン)》LvMax(0)

 自分が殺した相手のステータスの1%を自分のステータスに加算する。

 その際、スキルをランダムで1つ奪う(20%)(同じスキルの場合は、レベルが加算)




 チートですよね・・・?《スキルコピー》に劣らない感じのスキルなんですけど。

 こんなん手に入れたらそりゃ人殺し楽しくなりますわ。別に魔物でも良い気がするけど。つーか、神ってお前・・・。

 ま、これを使えばステータスを上げられるんだな。《スキルコピー》はしておこう。

 あ、そこの頭逝ってる諸君、「精霊作って創った側から無限に殺せば良いんじゃない」的なことを言うのは止めなさい。倫理的にヤバい。


 ちなみに、スキルペーストは、一日一回しか使えないため、無限と言うのは多少語弊がある。

 まあ、イースのように神精霊に至らせてしまえばステータスなんて無限とも言えるほどにトンデモ無いことに成るだろうが。


 いや、やらないよ?やらないからな?


 まあ、打つ手が無い状態ならやらんこともないだろうけど。

 今のぐーたら生活でソレをする必要が微塵も感じられないのでとりあえず保留である。


 凄惨な戦場において、一人無双する大欲神。冒険者も、騎士団も、魔人も、そして勇者すらもまともに相手が出来ない。

 ここが一番帝国の進軍が早いところだろう。他はむしろ帝国が圧されている感じもあったし。

 地面が見えない程の死体が転がり、帝国の勇者はそれを態々舐るように踏みながら歩いていく。


 この場に居る勇者は3人。帝国側の勇者である大欲神。それから、リンテル国の勇者である七刀六刀、地之空。


 気になることが1点だ。この世界の魔王と言うのは、上記の大欲神のステータスを見ても分かるとおり、単純にそのミドルネームが魔王か天使か若しくはそれ以外かの中の1つでしかない。

 一般的に思われるような魔王は存在し無いと言うことになれば、勇者が出る幕が無いのだ。そうすると、この勇者達は一体何の為に召喚されたのだろうか。

 魔王のためではない。魔人の為でもないだろう。敵対関係と言うほどでも無いのだ。同じ理由で、他種族の線は全て消える。

 ラグナレクの様に、神を相手取るには、些か戦力不足に思える。

 唯一今の光景にだけ、その理由を見出せる気がしなくもない。


 勇者を戦争の為に召喚した?


 そういう思想は、全く問題にならない。ここは王国なのだ。王が右と言えば、右。王が上と言えば、上なのだ。

 帝国側の勇者はそれで説明が付く。『隷属の腕輪』もされているのだし。

 ただ、それでもリンテル側の勇者への疑問は消えない。


 何故、この戦争に参加したのか、と。


 考えられる原因はいくつかある。


 そもそも、召喚されたと言っても、俺のように平和な世界からではなく、戦争が日常茶飯事なところからやってきたとか。まあ、その場合、彼らの名前が漢字表記されてるのが凄い違和感あるが。


 後は、人質とか。隷属させると体裁的には最悪だが、人質ならステータスには残らないし。


 どれにしろ、きな臭い。帝国もリンテルも、国は国ってところだな。


 《千里眼》を解く。


 とりあえず、戦争舐め過ぎてた感は拭えない。ちょっとその異常(グロテスク)な部分に目が行き過ぎて、現状の把握も正確では無かったんだろう。


 リンテルと帝国でさえ複雑に入り組んだ関係なのに、どうして魔人まで参入してくるんだか。


 ある意味禁じ手だから、あんまりこういう方法は使いたくなかったんだが。


 まあ、仕方が無い。とりあえず、ステータスを見て欲しい。










名前 :千一卜(セン=カズウラ)

種族 :純人族

年齢 :17♂

称号 :レベリンガー(取得経験値2倍)

言語 :ホントル語、精霊語、魔術語

状態 :良好

レベル:92

特性 :なし

HP :200万

MP :∞

SE :2,000万

力  :24,000

防御 :24,000

賢さ :36,000

業力 :32,000

素早さ:1,520

命中 :1,000


スキル枠108/150


無詠唱化LvMax(0)

回想ログLvMax(0)

ステータス展開LvMax(1)

スキルチェンジLvMax(1)

無限創造(インフィニットスペル)LvMax(1)

一隻眼Lv10

天機掩蔽LvMax(20)

スキルコピーLvMax(100)

霊術の源LvMax(1)

霊魂の妙技(プシュケー)LvMax(1)

命の翻弄(デュナミス)LvMax(1)

水帝の溢水(ヴァッテンフリュダ)LvMax(1)

天狐LvMax(0)

千里眼LvMax(0)

順風耳LvMax(0)

酒池肉林LvMax(1)

不眠不休LvMax(1)

真なる強欲(アマイモン)LvMax(0)



リィンLvMax(0)

勇者LvMax(1)

天使LvMax(1)

魔王LvMax(1)

魔天化LvMax(0)

第一言語:ホントル語

第二言語:精霊語

第三言語:魔術語

上限開放LvMax(1)

リミットクラッシュLvMax(1)



SP自動振LvMax(0)

経験値上昇LvMax(300)

アイテムボックスLv70



火魔法Lv0

水魔法Lv0

地魔法Lv0

風魔法Lv0

空魔法Lv0

闇魔法Lv0

黒魔法Lv0

付与魔法Lv0

回復魔法Lv0



治癒魔術Lv50

巌撃魔術Lv0

水撃魔術Lv10

氷撃魔術Lv0

炎撃魔術Lv10

嵐撃魔術Lv0

天空魔術Lv0

星光魔術Lv0

雷撃魔術Lv0

幻惑魔術Lv0

精霊魔術Lv0

死霊魔術Lv0

結界魔術Lv0

デバフマジックLv0



漆闇Lv0

嵐撃Lv0

水密LvMax(300)

王水波Lv0

覇水撃Lv0

湖水界Lv0

精霊波動Lv0

精霊結界術Lv0

霊素制御Lv0

霊素感知Lv10

霊魔解Lv100

霊源陣Lv0



状態異常耐性LvMax(300)

睡眠耐性Lv0

毒耐性LvMax(300)

麻痺耐性Lv0

金縛り耐性Lv0

呪い耐性LvMax(300)

恐怖耐性Lv0

威圧耐性Lv0



体術Lv80

剣術Lv10

槍術Lv0

弓術Lv0

斧術Lv0

投擲Lv0



隠密LvMax(300)

探知Lv30

魔力感知Lv30

浄化Lv50

魔導操作Lv0

浮遊Lv0

夜目Lv10

擬態Lv0

シールドLv0

鎧通しLv0

テイムLv0

隷属Lv0

調教Lv0

アイシングフィールドLv0

毒の牙Lv0

紅蓮纏Lv0

紫陽纏Lv0

炎火礼讃Lv0

大地礼讃Lv0



料理Lv0

鍛冶Lv0

錬金Lv0

錬成Lv0

裁縫Lv0

商売Lv0

薬製Lv0

造船Lv0

菜園Lv0

釣りLv0

陶器Lv0

大工Lv0

建築Lv0

詐欺Lv0

虚偽Lv0

魔道具創製Lv0

魔道具製造Lv0







相変わらず長い。簡単にピックアップして紹介していこうか。


 《霊術の源》は、自然界に存在する極僅かな霊素を掻き集めるスキル。《魔術の源》と違うのは、自然界に存在する魔力と霊素の違いによるものだ。

 《霊魂の妙技(プシュケー)》、《命の翻弄(デュナミス)》は、その名の通り、魂や命に直接働きかけるスキルだ。一見すると最強に見えるが、同格や格上の相手にはあまり通じない。

 《水帝の溢水(ヴァッテンフリュダ)》は、水を使った至高の能力と言えるだろう。大洪水、大津波、大雨。あらゆる天災を起こし得る、正に水帝の名に相応しい能力を持つ。勿論回復能力もあるぞ。

 《水密》は、《隠蔽》と《隠密》を足して2を掛けた様なスキルだ。二重の意味で(ステータスと存在が)、ほぼ誰からも見えなくなる。

 《リィン》はステータス補正系スキルだ。ステータスに1.5倍補正が掛かる。因みに、《勇者》とか《天使》とかの効果は《リィン》に加算じゃなくて乗算される。

 とりあえず、イースから《スキルコピー》したスキルの説明はこれくらいにしておこう。《王水波》とか《覇水撃》、《精霊結界術》、《霊素制御》はまだ当たり障りの無い方だと言えるから。

 いや、普通に強いけど。


 クーから貰った《天狐》だが、これは色々な効果がある。まず、ステータス補正が最大で3倍。そして、剣を持てば《剣術》の様に補正が掛かり、斧を持てば《斧術》の様に補正が掛かる。耐性も最大で200%ほどある。

 ちなみに、状態異常耐性Lv100で全ての耐性が100%耐性になる。


 ちょっと疑問に思った人も居るかもしれないので、話が逸れるが耐性の話をしよう。例えば、麻痺50%の技が純人族に当たったとしよう。純人族の種族的麻痺に対する抵抗が平均3%程度なので、耐性スキルを持っていない場合、50-3=47で、47%の確率で麻痺になる。予想は付くと思うが、《麻痺耐性》Lv47以上のスキルを持っていた場合、麻痺を受ける確率は0%になり、麻痺を受ける事はなくなる。


 閑話休題としよう。

 他にも、《天狐》には人の心を覗いたりする技など色々ある。え?クーに心読まれちゃ不味いんじゃないかって?

 《回想ログ》・・・。


 『クー=天狐=テメイル』の《天狐》により、『読心』が発動されました。

 《天機掩蔽》により、『読心』はレジストされました。


俺の知らないところで、《天機掩蔽》が大活躍していたという。《天狐》には、『読心』以外にも、『幻覚』、『魅惑』などがあるが、まあ、割愛しよう。


 《魔天化》は少し特殊で、《スキルコピー》して手に入れた代物ではなく、昨日《魔王》と《天使》を取得した際に入手したものだ。「『種族:魔天』に一時的に変化する事ができ、変化中に限り、スキル《飛行》と『特性:魔天眼』を取得する」という効果だ。使ってないから特に感想とかは無い。それにしても、天魔は天人と魔人のハーフってことで聞いたことあるが、魔天って何だろうか。そういう名前の種族の情報は、図書館には無かったが。


 次は・・・魔術は見れば大体分かるだろうから分かりにくそうなところだけ説明しよう。《天空魔術》は、《空魔法》の上位版だ。空間固定とか、そう言った空間系の魔術が使える。《空魔法》は空間魔法という感じはしないけど。《星光魔術》は、光魔法の上位版だ。目暗ましから、失明技までなんでも御座れだ。あれ?何か凄い勇者が使うっぽい魔術名なのに、なんでこんなセコい技ばっかなんだ?まあいいや。《星光魔術》にもちゃんと回復系魔術あるし。

 魔術持ちは多いが、《天空魔術》や《星光魔術》ともなると、かなり使い手が少ないようで、殆ど見かけなかった。


 《嵐撃》や《漆闇》と言ったスキルは、霊素を消費するスキルだ。《嵐撃魔術》や《漆闇魔術》と同等のものと思って問題無いだろう。


 《紫陽纏》は、ブルードレークに会ったときに《スキルコピー》したもので、水を纏うスキルである。例の如く魔力を消費しない、エネルギー問題?水不足?何それ美味しいの?スキルである。レベルを上げると、攻撃力と範囲が増す。使い様にによっては、かなり伸び代あるとだと思うんだ。


 後は名前通りという事で、説明は省こう。




 なっがいステータスなので、おそらく読み飛ばした奴が大半だろうが、《一隻眼》Lv10という記述に気付いた奴は居るんだろうか。


 何でLvMax(20)にしないんだ!と思われるだろうが、これが今回の本題。




一隻眼Lv10

ありとあらゆるもの全てを見通す知識の眼。以下略。




 さて、《一隻眼》、Lv11ならまだ良い。大体、一時期どこの会社からか発売されていた赤外線カメラみたいなものだ。要するに服が透ける程度。見ようと思えば、服をはっきり見ることも可能だし。


 Lv12。人の喜怒哀楽ぐらいの感情に敏感になる。まあ、これも多少勘の良い奴ならできる技能だ。これも、まあ許せる。


 Lv13。この辺りで考えていることが分かる様になる。ただ、これも表面上考えている事だけだ。十分にヤバいが。


 Lv14。もうダメだ。人の性格が大体分かる。深層心理も解き明かせる。占い師になれるぞ。一卜(カズウラ)だけに。


 Lv15。モノや人、動物を見ると、そいつがどんな人生を送ってきたのか、つまり過去が見える。


 Lv16。更に未来も見えるようになる。千年に一度の大占い師!略して千一卜(セン カズウラ)!・・・誰が上手いことを言えと。


 Lv17~19。強制的に全ての過去未来を見ることになる。アカシックレコードにでも接続してるのかってんだよ・・・。


 Lv20。世界の真理を垣間見る。もうダメみたい。




 あ?何だって?・・・だから言ったろ?禁じ手だからあんま使いたくないって。




 俺の持ってるスキルで、どれが一概に強いとか弱いとかは言えないけど、《一隻眼》が禁じ手だってのは、自信をもって言える。


 まあ、そんな《一隻眼》にも、一応使い勝手が悪い点があって、それって言うのが『頭痛』である。つまり、《一隻眼》が寄越す情報量に、俺の頭が付いていけないのである。

 CPUが最強で、HDDが最弱な感じだな。


 いや、《一隻眼》の処理速度本気で速いから。しかも、瞼を閉じても見えるようになってるから、意識飛んでも意味ないし。最悪の気分だったよ、軽い気持ちでLvMax(20)にしたときは。

 ・・・良く考えたら、何で今生きてるんだろう。最悪の気分で済むか?普通。


 ――スキルに殺されそうになるって・・・。


 ま、Lv17以上にしなければ、すぐに意識がトんだりはしない。


 トイレでも行くか。どうせ絶叫はするんだろうし。トイレで絶叫して気絶する男・・・。うん、危ない発想にしか繋がらない不思議。


 イース、トイレだっつってんだろ。着いてくんじゃねぇ。


 先ず、《千里眼》でクーにフォーカスを置いてから《一隻眼》のレベルを16にする。そして、16にした瞬間に10に戻す。よし、完璧。


「ぐぅっ・・・」


痛いけどな!一瞬でどんだけの情報入ってきてんだよ。


 つーか、クー。意外と腹黒くないか?まあ、良いや。次はブラウニー・・・。


 ・・・あー。痛い痛い痛い。痛いって。


 前と違って覚悟は出来てたから、声は幸いにして出てないけど、かなりきつい。


 そして、他の奴等も見ていくが、これはちょっとどころじゃなく不味い気がする。《一隻眼》Lv17を一時的に開放するほどに。


 帝国、リンテル王国、精霊、魔族。これだけの勢力が一同に会せばどうなるか。


 何の対策も講じないまま行くと、広大な更地ができることになる。


 ――講じたところで意味あるのか?


とは思わなくもないんだけど。講じる必要性も・・・。まあ、色々考えてみるしかない。


 とりあえず、できることは全てやるか。・・・逆に引っ掻き回してもっと悪い結果が出たらと思うと憂鬱だけど。


 じゃ、とりあえず・・・トイレから出ますか。
















次回も気長にお待ち下さい。


1ヶ月以内目指して頑張ります。



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