駆けつけた先は・・・
少し遅くなりました。
鉱山からなにやら黒い煙が立ち始めた。
プノの脳内に気持ち悪い想像が、
(もしかしたら・・・)
プノは鉱山の場所に急いで駆けつけた。
すると鉱山は酷いことになっていたのだ・・・
火事?いや機材の発火とかそんなレベルじゃない。
なにかとてつもない大きな炎
少し周りを見渡すとグッタリとしたおっちゃんが、
「どうしたんですか!?」
プノはおっちゃんに駆け寄ると
「何かが・・・出てきやがった。」
その後おっちゃんは意識を失った。
他にも助けなければならない人がいるのに何も出来ない。
どうする?片腕だから力が入らない。
「こんなときに腕があれば・・・」
プノは人生で二度目の強い思い。
「その願いなえるとしよう。」
突如プノの周りを黒い煙が覆う。
「何?」
その声の先は聞きなれた。いや聞きたくない声だった。
「どうも、今なら契約して結構ですよ?」
プノは反論
「やっぱり悪魔は人の弱みに付け込むじゃないか!」
サタンはその後冷静になってプノに大きな声で言い出した。
「今、力が必要なのだろう?私ならお前の願いをかなえられる。」
プノは目の前の人を死なせてはいけないと言うのと、
悪魔との契約で心が揺らいだが・・・
「今、人を助けないと一生後悔する、なら契約ぐらいくれてやります!」
プノのそん言葉にサタンはニッコリと笑い。
「では、契約は成立した。」
鉱山の炎が急に鎮火し始めた。
そしてプノの右腕になにやら紋章の様な刺青が入った腕が整形された。
「契約成立、では一時この場所を去りますよ・・・」
その言葉の後、プノは森の前に飛ばされた。
そしてまた右腕を見ると無い。
「どうでしたか?」
サタンがプノに語りかける。
「どういうこと」
ちょっとムスっとした顔でサタンに話しかける。
「なぁに、私と貴方は契約しました、貴方の任意で力を使えます。」
しかしその契約の代償に・・・
「貴方の付き人をさせてもらいます。」
プノは
「えっ!やだあああああああああああ!!!!」
プノの大声が響き渡る。