プリンセスと父
実はXのアカウントに入れなくなったので、新しく作りました。ご興味があるお方は「@ItumadeNeten25」までお願いします。
目を開くとそこには、大きな日本式の屋敷があった。
「食満の屋敷…?今の一瞬で来れたのカ!?」
「この前来たときも転移してきたはずですよ。この転移はプリンセスシリーズ、シンデレラのバトラーが管理してくれているんです。」
「プリンセスシリーズ?」
「僕が生み出したバトラーを分けているんです。バトラーは基本2つ以上の物質から作られていますが、その中で絵本を取り込んで生まれた子たちを『プリンセスシリーズ』と呼んでいるんです。」
「なにそれかわぁい〜♡」
そう話していると、バカでかのただいまを家に放った。ここで47 話の冒頭に戻りました。
「……!…ぁ!…リ"ズゥ゙ゥ゙ゥ゙!!!!」
「「ギィや〜!!!」」
ボサボサの髪をなびかせて、一人の男が這いつくばりながらこちらに向かってきた。そのさまは「エク●シス●」のブリッジシーンに酷似していた。
「リズは!?どこにいる!?」
「はい、残念。アナタの娘たちですよっと」
怜夢は変な汗をかいている父、ダリの肩に手を置いた。少し息をついたダリは乱れた髪を後ろに流し、あっという間にイケオジオールバックが完成した。流石は食満三兄妹の父というだけであって、現れた顔面は国宝級だった。あと加齢臭じゃなくてフローラルないい匂いがした。
ジュ●ーム〜♪
「すまない、パパはママの気配がしたと思っちゃっただけなんだ。本当ごめん、こんなパパいらないよね、僕は海から上がって着替えるときに出てくる砂…」
「アタシもみんなも気にしてないから!それよりもこの子をどうにかしてほしいんだけど!?」
怜夢ちゃん特製の【ほぼホルマリン漬け状態の茶野】を見せた。瓶の中でもインクは意識を持っているかのように動いていた。
ダリの顔は三徹したみたいな顔から一気に神妙な顔つきになった。
「全員うちに入りなさい。」
瓶を受け取ったダリはそそくさと家に入ってしまった。話がどんどん進んで目が点のフレンズたちは、見たくもないおっさん同士の顔を見合っていた。
「なにしてんの、早く入るよ」
怜夢が手招きしてくる。このとき、黒澤と赤木は考えもしなかった。自分たちが食満一族のさらなる秘密を知ることになるなんて。
一方その頃、西組は…
「切腹する。」
「だからやめろって言ってんだろ。このタコ!」
アームストロングを呼び出した少年が切腹しそうなのを、どうにか止めようとしていた。あと持ってきた武器は来夢に食われたので、始末書必須になった。
《本日のグリストーリー》
希夢フレンズのほとんどが喫煙者で、酒カス野郎。
青井:メビウス
黄本:セブンスター
赤木:ジタン・カポラル
黒澤:ブラックデビル
茶野:チェ
水原:アメリカンスピリット
紫村:ピース
桃田:ケント
橙山:わかば




