表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

体験談系エッセイ

ずっと政治の話ばっかしてるウザいおっさん

作者: 七宝
掲載日:2024/05/10

 2023年3月31日。

 年度末。極めて年度末である。


 この日私は所用でバスという乗り物に乗った。四角くて細長い、カステラのような形をしたあの乗り物だ。


 ICカードをタッチして乗り込むと、目の前の2人席に座っていた60歳前後くらいの男性のおじさん(男性のおじさん?)が「ここどうぞ」と隣をポンポンしながら呼んでくれた。

 立っているヒトもいたので申し訳なかったが、まぁせっかくだから座るかということで「失礼します」と男性のおじさんの隣に腰を下ろした。


 その直後だった。


「お兄さんカッコイイですね、アーティストの方ですか?」


 男性のおじさんが私にそう言ったのだ。


 この時、私は瞬時に架空のアーティストの設定を考え、「ええ、まあ」と小声で返した。遊んでやろうと思ったのだ。


 さぁ、なんでも聞いてこい。なんでも適当に答えてやるぞ。


 そう構えていると、おじさんは全く違う話をし始めた。爆音で。


「最近の政治家は腐っとる!!!!!」


「右翼がなんちゃら左翼がなんちゃら!!」


「これでは日本は良くならん!!!!!」


 みんなこっちを見ている。

 私は何も喋っていないのだが、おそらく彼らからしたらおじさんの仲間なのだろう。


 ここで私は気づいた。

 私がカッコよくてアーティストっぽかったのではなく、ただ話しかける理由を作りたかっただけなのだと。


 せっかく私のアーティスト活動(架空)について聞いてくれるかと思ったのに、とんだ肩透かしだった。


「我々国民を助ける気がない!!!」


「ワシが日本を変えねば!!!!!」


 とかまだ騒いでいてうるさかったので、


「まずは自分から。お金があってもなくても、幸せな人はたくさんいます。ですので、まずは自分が幸せになることをしましょう。国を良くするのはそれからです。あなたを幸せに出来るのはあなただけですよ」


 と適当な詭弁を弄した。うるさいおじさんには適当なことを言って適当に黙らせればいいのだ。


 しかしおじさんは「おお素晴らしい! やっぱりあなたはすごい人だ! それで、○○党の○○がですね、なんちゃらかんちゃら〜」と言うばかりで、何を言われても止まる気がないのだなと悟った私は脳内で北斗の拳のパチンコを打ちながら、適当に相槌を打って目的地までの数分間を過ごすのであった。おしまい。

 ちなみに私が今の政治に対して思うことはなにもありません。全く、一切、なにもございません。

 ですので、感想欄で政治の話をされても私からは「ウンチ」または「お手」としか返信出来ませんのでご了承ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] チャットGPTに2000文字くらいで日本の政治のレポートを書かせて貼り付けたくなりました(粉みかん おじさんおばさんになると、人に政治を語りたくなるんよ。 TwitterもYouTubeも…
[気になる点] 政治の話をさせていただきます。 政治家って政治をする人ですよね。建築家って建築をする人ですよね。 大家さんって大をする人???うんちする人???大家=うんちマン??? [一言] 以…
[一言] ちんちん。おまわり。ちっ、見つかったか! お宿改めでございますぅ。国家転覆は階段落ちからw
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ