17話:英才教育の小学生の両親の事故死
そして佐光俊充が陽子さんに中学、高校生で優秀な塾生には入試の模擬
テストをやらせて、とりあえずわかるところだけ解き、短時間に答えを書き
、ケアレスミスをなくす方法など受験のテクニックも教えるように指示した。
佐光俊充は英才教育コースに入った子供には、やる気を起こさせる教育と
わかるともっと知りたいという探究心をかき立てる教育をモットーにした
教育を開始した。すると、英才教育クラスの子で、うまくはまった子の
成長には目を見張るものがあった。その翌年2007年から高校生と
中学生の新規募集をやめて、英才教育クラスの子の募集に力を入れた。
すると地元千葉の地方テレビ局で、この塾の個性的な教育を特集した
番組を放送すると、千葉県内、遠くは千葉から通ってくれる子供さんが
増え当初の5人が12人に増えた。2007年にBさんが東京の名門
開成中学に合格、A、Cさんが渋谷教育学園幕張中学校に合格、Dさんが
桜蔭中学に合格Eさんが慶応中学に合格。大成功を収めた。その合格の
記事を募集に入れると、英才教育コースに新たに23人が入り、
合計30人となった。そして、2007年10月に、NHKの特集に
、ちらっと塾の授業風景が映ると。電話が頻繁になるようになり、
2007年からは中学、高校生の受験生の募集を取りやめ、英才教育だけ
にした。
そして最大60人までの募集に止めることを決めた。その後も英才教育
グループに優秀な生徒が入ってきて佐光俊充も楽しく、教えて言った。
そんな2007年12月22日、塾に電話が入り、今日、そちらに
染谷君子小学4年生と染谷次郎小学3年生の事もが行ってませんかと電話が
入り奥さんの佐光陽子さんが電話に出た。申し上げにくいのですがと言い
、こちらは警視庁交通部の箕島と言いますが、染谷君達の両親が首都高速
道路の多重追突事故で乗っていたフェラーリから火が出て焼死したと言った。
それを聞いた陽子さんが電話の相手に、どうしたら良いですかと聞くと、
上手く知らせてもらいたいと言うので、どうすれば良いのですかと聞くと、
私は、お知らせするしかできませんので、確かにお伝えしましたよと言って
、電話を切った。
その後、陽子さんの顔が青ざめて、旦那さんは授業をしてるので聞けない
しと思い、隣の義理の両親に相談しに行くと、佐光俊一さんと佐光照美さんが
、そりゃひどいことになったと言い、両親が死んだと言うことは、家に帰す
わけにも行かないし、とりあえず、ここにいるしかないだろうとだけ言った。
佐光俊充が授業を終えてから決めるしかないなと言った。そうして、授業が
終わった。そして陽子さんが染谷君子さんと染谷次郎君に、ちょっと話が
あるので、家に帰らないで、少し待っててと言った。その他の生徒は次々
に失礼しますと帰って行った。帰ったのを確認して佐光照美さんが醤油を
つけて焼いた、焼きおにぎりと卵焼きののった皿と、お箸をお膳にのせを
2個ずつもって来た。
そして、お腹空いただろと言い食べなさいと言うと、おばちゃんありがとう
と言って、美味しそうに食べ得た。その間に、佐光陽子が俊充に警察から
の電話の話をすると困ったなーと言い、どこの警察だと聞く連絡先を書いた
メモを渡した。すると、電話して、話を聞くと、できれば、大変恐縮ですが
、子供達に遺体の確認をしてもらいたいのですがと言った。それを聞いて
、小学3年生と小学4年生に、それをさせるのですが、それはこくじゃない
ですかと言うと、しかし肉親の方の確認がないと何もできないと言った。
事情は解りましたと言った。その後、佐光俊充が食事を終えた2人に、
これから話すことは、大変なことだが、君達は、普通の小学生じゃない、
選ばれたエリートだと言い、どんなことにも負けないよなと言うと、
姉と弟がハイと言った。
それを聞いて、偉いと言った。それでは冷静に聞くようにと断って実は、
御両親は何か御用で東京のどこかへ出かけたと聞くと、父と母は宝塚の
ミュージカルを見に行くと楽しみにしていたと言い、夕方までには帰ると
話していたと、姉の染谷君子が言った。そうかと言い、実は、御両親が
乗っていた真っ赤フェラーリが、首都高速でタンクローリー、大型トラック
を含む、大きな交通事故に巻き込まれ、炎上して、焼死したと警察が連絡
があったと伝えた。すると、泣き伏すかと思った瞬間、そうですかと答え
、それは残念と淡々と語った。それを聞いて、驚いた様に、悲しくないの
と言うと、もちろん悲しいけど、両親とも小さいときから躾が厳しくて、
怖かったと言い、何かから解放された感じと答えた。
祖父母は、どこにいるのと聞くと日本にはいませんと言い外交官で
ブルガリアの日本大使館にいますと言った。そして、まさか、私達を
ブルガリアに送るのと姉の染谷君子が言った。両親は医者で父が心療内科
、母が皮膚科で東京駅近くビルで開業していて、多額のお金を持ってる
はずよと言った。そのお金で当分、今住んでる所にいられるのじゃないか
と言った。それを聞いて君達2人で東京のマンションに住むなんて危険だ
と言った。うちの両親の家で少しの間、暮らすかというと今通ってる小学校
から転校できるのと聞くと御両親が亡くなれば転校するしかないと認めて
くれるというと、都会は飽きたから、ここでも良いよと言った。
すると、とにかく明日、月曜日、先生2人で警察に着いていくから検死して
書類を書いて、その他、生命保険なども良かったら、東京のマンションに
一緒に行って、見て上げようかというと、そんあプラベートな事を頼んで
良いのと言い、無報酬でしょと、そんな馬鹿らしいことしてくれるのと
言った。金なんか関係ないよ、君らの人生がかかってるのだと語気を
荒げると、そうして下されば、本当にありがたいし、うれしいと言うと、
お姉ちゃんが泣き出し、弟も泣き出した。




