表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/144

八十四話

「アイドルテロリストは当時国内でテロ行為を繰り返し、その果てにアメリカ大使館を襲撃、アメリカ大使達を人質にとって立て籠もったでござる」

店員さんが淡々と説明してくれる。アイドルテロリストのあまりに、テロリストっぽい行為に一同唖然となった。

「アイドルテロリストの要求は以前に捕まった同胞の釈放と、同胞達とアイドルテロリストを国外逃亡させることだったでござる」

「その要求を時の首相は容認してしまったわけね。それが超法規的措置ね」

ドクターマリが、したり顔で言った。

「そうでござる。アメリカ大使達を見殺しにできない日本政府は、アイドルテロリストの要求を飲み、テロリストの同胞達を釈放、テロリスト達の国外逃亡の飛行機まで手配、厳重な警備の元テロリスト達の国外逃亡を指を咥えて見送ったのでござるよ。あまりに皮肉な話でござる」

「そのアイドルテロリストが日本に帰ってくるでありますか!しかし、アイドルなんて生易しいものではありませんな…」

晃穂は息巻いて言った。

「アイドルとついてるでござるが、親衛隊と行進してる時歌を歌うのでアイドルとついているだけでござるよ」

「なんだ、そうでありますか?アイドルとつくのでアイドルみたいに可愛いテロリストかと思ったであります…」

店員さんの説明に落胆する晃穂。

「アイドルテロリストは女性が多いので、そう呼ばれた側面もあるでござるな。でも、可愛いらしい女性はそんなにいなかったでござるよ」

店員さんも苦笑いしている。

「晃穂、真面目な話をしてるんだから茶化さないの!」

ドクターマリに怒られてしまった。

「まぁ、某も真面目な話ばかりで疲れたでござるよ。コーヒーブレイクにするでござるか?」

「賛成!私も手術で肩が凝ったわ。休憩にしましょう」

店員さんの提案に、ドクターマリも賛成した。

「私は抹茶が飲みたいです!」

「沖田さんが行くなら、私も行くのだー!」

沖田さんと弥七も喜んでいる。


「では、下の階のメイド喫茶に行くでござる!」

「メイド喫茶でありますか!わーい…嫌な予感しかしない…」

晃穂は何故か嫌な予感がした。

一同は手術室を後にして、階段を降りた。

階段を降りたら、そこはすぐにメイド喫茶の入り口だった。

「お帰りなさいませ!ご主人様お嬢様…あ…」

入り口を開けるとメイドが定番の挨拶をしてきた…が。

「あぁ!?雲雀さんじゃないでありますか!?」

「なんで晃穂がこの店にくるのよ…」

なんと、ここは雲雀の店だった。(来るのは2回目だが)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ