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七十三話

それから、数日晃穂は八極拳の修行を積み、手応えを感じたのか望さんに連絡したらしい。

望さんは晃穂のリベンジマッチを快諾し、また週末の夜に同じ場所で対決することになった。

「よし、高周波ブレイドもあるし、八極拳極めたし、これで望乃里に勝てるであります!」

「そう簡単に勝てるの?また、負けたらどうするの?」

そう言うと、晃穂は涙目になり泣きそうになった。

「なんでそんなこというでありますか?マコちゃんひどいであります!」

「いや、ごめん。晃穂のことが心配で」

「心配してくれるでありますか?ありがとうであります!」

晃穂が抱きついてきた。機嫌が直ってよかった。


あっという間に週末の夜になり、

私と晃穂は、秋葉原駅の前のバスケットコート予定地に立っていた。

向かいには望さんが四股を踏んでいる。

「晃穂とまた、戦えるのは嬉しいでごわす。負けないでごわす」

「それは、こちらの台詞であります。絶対に負けられない戦いがここにあるであります!」

観客も以前同様多い。異様な熱気に包まれていた。

「それでは、両者尋常に勝負始め!でござる!」

店員さんの声で戦いの火蓋が切って落とされた。


早速、晃穂は高周波ブレイドを取りだし構えた。

「NPチャージ完了!戦闘開始からいきなりぶっぱであります!エクス…」

言ってはダメだと、事前に伝えてある。しかし、戦いの最初でブレイド出すとは…!?

「バーーーーー!!」

最後は言ってしまった。ブレイドから黄金の燐光が溢れ、束になり望乃里を包み込む。

やったか!?高周波ブレイドの黄金の粒子に包まれたら、望乃里もただでは済まないはずだ。

一応敵対してるので、呼び方は望乃里にした。

「晃穂の必殺技はその程度で ごわすか?」

なんと望乃里は無傷だった。

「望乃里、自慢の汗が流れていないでありますよ」

「ほ、本当でごわす!?さらさらでごわす!やってくれたでごわすな晃穂」

確かに望乃里の滝のような汗は蒸発してサラサラになっていた。

これで打撃が効くか!?晃穂は震脚で一気に距離をつめ、肘撃を望乃里に放った。

望乃里のアバラ辺りに当たり、望乃里は顔をしかめた。効いているぞ!

「これでも喰らえであります!!猛虎硬爬山!」

「おぉ!あれは李書文も使ったと言われる必殺技!」

店員さんが何やら興奮している。

晃穂は前方に踏み込み、片手で望乃里に中段突きを打ち込んだ。そこから必殺の肘打ちを打ち込む。

たまらず、望乃里はぶっ飛んだ。あの巨体をぶっ飛ばすとは!?

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