表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/144

三十三話


二人で湯船に入った。

頭もお互いに洗った。頭は邪念がわかなくていいね。

「松子ちゃんは私のこと好き?」

「好きだよ」

嘘ではない。小学生のときから女の子らしい雲雀が好きだった。

「晃穂より好き?」

「そ、それは…」

「嘘でもいいから好きだって言って!」

雲雀が、ずいっと顔を近づけてくる。

「す、好きだよ」

「嘘なの?嘘で言ってるの?」

雲雀は、ヤンデレモードらしい。

「嘘じゃない。好き」

思わず答えてしまった。

「ありがとう!私も松子ちゃんのこと大好き!」

雲雀が抱きついてきた。胸もぎゅーっと押し付けてくる。そして、チュッとキスされた。

ファーストキスなんだけどな。雲雀の唇柔らかいな。

のぼせてしまいそうなので、お風呂を出ることにした。

「もう出ちゃうの?雲雀も一緒に行く!」

雲雀も一緒にお風呂を出た。


「一緒に寝よ!」

雲雀に言われ、ベッドに行く。

このままでいいのだろうか?頭が真っ白で考えられない。まぁ、いいか。

ベッドで二人で寝た。雲雀の可愛い顔がすぐそこにある。

「晃穂ともこないだ、こうやって二人で寝たの?」

雲雀が突然冷ややかに言った。

「え?なんで知っているの?」

私は思わずそう答えた。

「私は空を飛べるアンドロイドだよ。松子ちゃんの家に毎晩飛んでいって窓から見てたの。松子ちゃんが毎晩どうやって生活してるのか」

ひぇぇー。ストーカーじゃないですか!?怖いよ!

「もう一度聞くよ?私のこと好き?」

さっきまで可愛いと思った雲雀の顔が別人のようだった。それでも。

「好きだよ。雲雀は私の親友だよ。でも、晃穂のことも好きなの。わがままでごめんなさい」

私は本心を言った。雲雀のヤンデレはこわいけど。嘘はいけないと思って。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ