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十九話

アイドルアニメのフィギュアはカラフルな衣装を着て、髪の毛や瞳の色もキャラごとに違い、見ているだけでテンションが上がってくる。

「うほぉー!これがマコちゃんの好きなフィギュアか!かわいい~」

晃穂も目が釘付けになっている。

「マコちゃん殿、こちらのお嬢さんはどなたでござるか?」

店員さんが聞いてきた。

「私は鳴宮晃穂であります!マコちゃん大好きっ子アンドロイドであります!」

また、晃穂は勝手に自己紹介を始めた。私のこと好きっていうのやめてほしい。

今日から私の学校に編入学したことを説明した。

「今時のアンドロイド殿は高校も通うのでござるか?未来でござるなぁ!」

店員さんは、しきりに感心している。

「マコちゃん、この人しゃべり方が変だよ」

「いいの、昔のオタクはこういうしゃべり方なの」

聞こえるように、言うのは、やめてほしい


店を後にした。

グー、お腹の虫が鳴いた。そういえば朝から何も食べていない。誰かさんのせいで。

「何か食べに行くわよ」

「合点承知の助であります!」

なんで、晃穂はこんな口調なのだ。前はこんなじゃなかったが。

何故か前来た喫茶店にたどり着いた。まぁ、いいか。

店員さんにパンケーキと抹茶ラテを頼んだ。晃穂に何飲みたい?と聞くとアイコ!と言った。

なんだか、すごく既視感を感じる。

注文した品を持って席を探す。今日は客はいなかった。

「貸し切りみたいだね!」

「まぁね」

パンケーキを食べ、抹茶ラテを飲む。今回は熱々のパンケーキを食べれた。よかった。

晃穂はアイコ、アイスコーヒーを飲んでいる。

また、溢れてしまう!?あれ?普通に飲んでるぞ…。




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