4話
あれから、単体行動しているモンスターだけを狙って倒し続けた。
途中で、手のひらサイズの蟻の大群に襲われたときは焦ったが、とても弱かったので体に登ってくるやつから順に叩き潰して倒した。
そして、それまでの成果がこれだ。
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ジルコン 男 邪龍 職業:----
基本レベル:10
職業レベル:--
状態:龍人化、偽装(人間族)
〔STR:3500〕(1000⤴︎)
〔INT:2000〕(300⤴︎)
〔VIT:1800〕(300⤴︎)
〔AGI:2000〕
〔DEX:2500〕
〔LUK:50(固定)〕
(ステイタスポイント:0)
[スキル]
【鑑定 Lv:2】【体術 Lv:4】
【夜目 Lv:1】【看破 Lv:1】
【偽装 Lv:2】【罠察知 Lv:1】
【罠解除 Lv:1】【気配察知 Lv:3】
【隠蔽 Lv:3】【魔力操作 Lv:3】
【魔力感知 Lv:3】
【闇属性魔法 Lv:2】【料理 Lv:2】
[オリジナルスキル]
【なし】
[種族スキル]
【邪龍の吐息 Lv:ー】
【飛龍 Lv:ー】
【龍人化 Lv:ー】
(スキルポイント:4150)
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ストレージの中もだいぶ素材が溜まってきているから売りたいな。
まあ、レベルもキリがいいし、そろそろログアウトするか。
......ん?あれ?おかしいなログアウトできん。
ヘルプを確認っと。
えーっと、何々、「ログアウトは町の宿屋などの安全な場所でのみ行えます」だって。
......やべぇ、元いた町すらどこにあるかすらわかんねぇ。てか、ここどこだよ!!
俺氏、絶賛迷子中!?
はっ! こういう時はもう一度ヘルプさんだ。助けてヘルプさ〜ん。
ふむふむ、
......駄目だ、載ってねえ。
役に立たねえなヘルプのクソヤロウ。
ん〜、なんかねえかな?
取得可能なスキルにはそれっぽいのは無いし。もういっそのこと創るか。新しいスキル。よし、そうしよう。
そうだなぁ、自分を中心とした半径5kmの地形と建造物を簡易表示。それと、自分を緑、敵を赤、中立を青の点で表示っと。こんなもんでいいだろ。
「スキルクリエイト【簡易マップ表示】。」
どうだ?
「......スキルクリエイトを確認しました。5000スキルポイントで取得出来ます。取得しますか?」
無慈悲なアナウンスが流れてくる。
ポイント足りね〜。えーっと、1レベル上がるごとに50ポイントだから、あと、17レベル上げればいいんだな。
って、どんだけ戦えばいいんだよ。
はあ、どうすんだ、本当に。