表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
姫俺Re  作者: キューブ
1章
2/2

火を纏う少女

あれから一週間が経ち、大分朝練を行う毎日にも慣れてきた。現在朝5時半の休日。俺はというと、




「うおおおおおおおお!!!」




「雅人様、頑張ってください」




俺は左腕だけフェルを展開して、フェルの必殺技でもある破滅の篭手クラッシュギアのチャージ速度を上げる修行をしていた。




だが結果は少しずつ出ているがこれといった成長は見られなかった。




「雅人様。休憩のお時間です」




「おう」



フェルは俺に水が入ったペットボトルを手渡してくる。



「サンキュー。フェル」




ごくごくと飲んでいると誰かが家のチャイムを鳴らしていた。




「誰だろう?こんな時間に」




「雅人様、私が見てきます」



現在家の庭で修行している。フェルは羽を収納して、玄関へ向かう。



あれからフェルティスが来て、家族は何も言わずに迎えてくれた。瑞希なんかお姉ちゃんができた!とか言ってたし。




「雅人様、お客様です」




「客?」



フェルの後ろには見たことのある女の子が目に入った。




「お、おはようございます。神無月さん」




「お、レイシアか、おはよう。今日はどうしたの?」




もじもじするレイシア。あれ、凄い可愛くね?




「あの、神無月さんが一人で修行していると聞いて、差し入れを持ってきましてよかったらどうですか?」




「ありがとう。頂くよ・・・。それと呼ぶときは雅人でいいからな?」




「は、はい!えーっと雅人さん?」




何故最近会う子は俺を呼び捨てにしないんだろうか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ