部活のはじまり
初めての部活がはじまった。
まず1年生は各自希望の楽器へ移動する。
その楽器の先輩に教えてもらう。
人数が多い場合は順番に教えてもらう。
それが今日の流れ。
今日はまだ楽器はきまらない。
しばらく体験してからきまるのだ。
私はアルトサックスが希望の楽器なので
アルトサックスのところへ移動すると
うわっ…アルトサックスの希望の人多すぎる。何でだろ?と思っていると吹奏楽顧問の先生が
「今何でアルトサックス希望が多いだろと思ったな。それはアルトサックスの先輩を見てみろ。なかなか、かっこいいだろ?しかもアルトサックスは、先輩1人だ。それに1年生で入れる人数も1人だ。それでそこにいるキャーキャー言ってる女達は練習を二人きりでやろうという手だろう。」
その話を聞いて私は正直びっくりした。
「そんな理由ではいるなんて…」とショック受けてると先生は、
「西野は、先輩目当てじゃないようだな。
よし。呼んで来てやる」
ちょっ、先生?と思ってると先生は先輩を呼んできた。先生は先輩にむかって
「この1年生はお前目当てじゃないぞ。
本気でアルトサックスをやりたいらしい。」
先輩はびっくりしたように、
「本当か?」と聞いてきた。
「あたりまえじゃないですか」
なにいってんの?この先輩は。
そしたら先輩は
「じゃあ来い。別室でやる。」
「はい」と言っといたけど
先輩目当ての女子達の目線が痛い。
別室にいどうすると、さっそく先輩は
「じゃあ、はじめる。しっかりしごくから、覚悟しとけ。」
と言って先輩はニヤリと笑った。
いや、本当難しい。
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