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二つの少年

作者: EXTRA

この世で本当に恐ろしいものを書いてみました

少年は何時も一人

何時も孤独

何時も死にたがり

時には二人になる

多い時は十人だ

けれども最後は死んでいく

少年置いて死んでいく

少年は少年というほど若くない

心はずっと前に壊れてる

信念はずっと前に崩れてる

少年は気が狂ってる

少年は何時も言っている

「はやくシニタイ。クルしミからカイホウさレたい。」

今までは皆ずっといると言っていた

けどみんな死んじゃった

少年は終焉を探した

終焉は見つからなかった

真実は知らない

嘘は知らない

現実だけは知っている

知らない事は何もない

知らなくて良い事はたくさんある

少女が死ぬこと老いる事

親が死ぬこと老いる事

友が死ぬこと老いる事

「知りたくないよ」

『知ってしまえ』

少年は自分を護る為二つの人格を造った

一つ目は「純真で無垢な少年の人格」

二つ目は『すべてを知ってる少年。汚いものを穢れたものを受け取る人格』

二つ目は一つ目の人格が嫌いで一つ目は二つ目の人格が大好き

嫌われるものとして産まれた二つ目の人格は一つ目の人格に好かれる事が嬉しくなって来ました

そして二つ目の人格は悪魔と契約します

『俺の人格を持っていけ。そしてこの肉体を寿命で死ねるようにしてくれて』と

一つ目の人格はその契約を嫌がった

けれども二つ目は一つ目の為に命を投げた

一つ目は成長していく

そして結婚し子を手に入れる

そしてその子供達の名前を一つ目の自分の名前ウーノと二つ目の自分の名前ドースと言う名前にした

そしてその少年が死ぬ時がやってきた

少年は喜び

友は泣き

妻は泣き

子供達は泣かず笑っていた

その少年には子供達が祝ってくれているようで嬉しかった

これで死ねる

そして少年は最後に泣きながらこう言った

「『長生きはするもんじゃないね』」と

死なない事は悲しいと言う事がテーマの小説が書きたかった

感動はしなくても良い苦しみだけをわかってくれるのなら良い

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